トップメッセージ

サトーは、人・モノ・情報をつなぐ「最後の1㎝®」を担う、世界ナンバーワンの自動認識ソリューション企業を目指します

当社グループは1940年の創業以来、「あくなき創造で、社会に貢献する」という理念の下、革新的な商品・サービスを世に送り出してきました。1962年に創業者の故・佐藤陽は、手作業で行われていた商品への値付け作業を見て「何とか楽にしてあげたい」という想いからハンドラベラーを発明、ベストセラーとなりました。時代が進み、手入力を介さずに一つ一つのモノを認識できるバーコードが普及すると、世界初となる熱転写方式バーコードプリンタを開発しました。1981年のことです。

以来、バーコードやICタグなど自動認識技術の発展とともに歩み続けてまいりましたが、根底にはいつも「世の中のお役に立ちたい」という創業者の志がありました。人やモノに情報をタギング(紐付け)し、そのデータをシステムへ活用しやすい形で届け、お客さまの業務の生産性向上に寄与する。この「情物一致」をビジネスの基軸とし、自動認識ソリューションで人・モノと情報のラストワンマイルにおける『最後の1㎝®』をつなぐのが、私たちの使命です。

もう一つ、創業時から継承しているものがあります。それはお客さまの現場を起点とする姿勢です。情物一致は机上論では通用しません。いかに技術革新が進んでも、お客さまごとに異なる条件・環境下で対象物に情報をタギングするという物理的作業が伴うからです。だからこそ私たちは実際に人・モノが動く現場へ赴き、課題を自分で確かめ、試行錯誤を重ねながら最後の1㎝をつないできました。また、社員一人一人が現場で得た知見や気付きを、経営トップ宛てに短文で毎日提出し、企業活動に反映させる独自の仕組み「三行提報」も有しています。1976年から続くこの仕組みが、現場起点の小さな変化、それに続く大きな変化を主導し、サトーの強みの源泉となっていると私は確信しています。

そして今、すべてのモノがネットワークにつながるIoTの時代を迎えました。企業は、ビッグデータの活用でいかにビジネスを変革していくかが問われています。この新たな潮流は、私たちにとって大きなチャンスといえます。なぜなら膨大なビッグデータも、一つ一つの信頼できるスモールデータの積み重ねであり、お客さまの現場を理解し、そこに貢献してきたと自負しているからです。情物一致の領域で、自動認識ソリューションを核に、その他の技術やプロセスを掛け合わせたオープン・イノベーションや戦略的パートナーシップを強力に推進し、お客さまの商品の品質・トレーサビリティの確保から、顧客満足の向上、人手不足を補う自動化、生産性の見える化による働き方改革まで、新たな価値の創出に努めます。そしてIoT時代の最後の1㎝を現場の最前線で担う企業グループとして、独自のポジションを確立していきます。

町工場から出発した私たちも、20カ国以上で拠点を持つようになりました。人・モノと情報の「最後の1㎝」をつなぐ自動認識ソリューションと、その原動力となる企業理念や現場主義をグローバルに広げていき、さらなる成長を目指します。そして変わりゆく社会から必要とされ続け、最も信頼される会社となることで、「自動認識ソリューション事業で世界ナンバーワンになる」というビジョンの実現にグループ一丸となって果敢にチャレンジし、まい進していく所存です。

今後ともより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長兼CEO
松山 一雄

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