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流通加工のカギは効率化!ラベル自動印字貼付機で課題を解決しよう

流通加工は食品、アパレル、製造業などさまざまな分野で行われています。商品を製造し、消費者の手元に届けるまでの過程において欠かせない業務の一つです。

一方で流通加工は手間がかかる点が課題です。本コラムでは、流通加工のメリットや課題、課題解決につなげる方法をご紹介します。

1.流通加工とは

流通加工とは、商品が製造から最終消費者の手に渡るまでの供給チェーンにおいて、商品に対する加工や調整を行うプロセスを指します。商品の生産工場をはじめ、物流センターや倉庫、店舗でも行われています。

業務内容は幅広く、商品によってさまざまな加工が行われます。アパレル商品や食品における例は以下の通りです。

アパレル商品の例

  • 検針や採寸
  • ハンガー掛け
  • 値札付け
  • 梱包 など

食品の例

  • 原材料の切り分け
  • 調理後の袋詰め
  • 値札ラベル貼り など

流通加工によって商品の価値を高めることができるため、消費者に届くまでのプロセスにおいて欠かせない業務です。

2.作業内容は「生産加工」と「販促加工」の2種類

流通加工にはさまざまな工程がありますが、大きく「生産加工」と「販促加工」の2種類に分類されます。

生産加工とは、直接商品の加工を行う工程です。材料の切り分け(カッティング)や、商品を輸送するための梱包、紙をページ順に合わせて製本する丁合(ちょうあい)、商品や梱包箱の組み立てといった作業が該当します。

一方、販促加工とは商品を売れる状態にするために行う工程です。ラベリング(商品にラベルを貼りつけること。生産段階で行われる場合は、生産加工に含まれる。)や包装、アソート(商品の仕分け作業や商品を組み合わせて梱包する作業)、検品などの作業が該当します。

3.流通加工の目的

流通加工によって、どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは、流通加工を行う目的をご紹介します。

商品の付加価値を高める

商品を加工するコストは増えますが、付加価値を高められることが流通加工のメリットです。

同じ商品の場合でも、簡易包装されている商品と丁寧に梱包がされていて注意書きなども同梱されている商品では、消費者に与える印象が異なります。
流通加工を行うことにより顧客満足度を高め、他社との差別化や売上の向上が期待できます。

顧客からの信頼を獲得する

不良品を防ぎ品質の高い商品を届けることで、顧客からの信頼獲得につながる点も流通加工のメリットです。

商品のクオリティを維持して顧客満足度を高めるためにも、食品やアパレルなどの製造業の現場において流通加工は欠かせない業務です。
例えば、アパレルの場合、針が混入していないかを確認するために検針を行います。これにより、顧客は安心して「検針済みシール」が貼られた商品を着用することができます。

顧客の作業負担を軽減する

流通加工で商品の完成度を高めることにより、商品を購入した顧客側の作業量を減らせる点もメリットの一つです。

流通加工を施さなかった場合、顧客側の従業員は検品後に袋詰めやラベル貼りなどの作業を行わなければなりません。
しかし、出荷前に物流センターや倉庫であらかじめ袋詰めやラベル貼りなどの作業を済ませてあれば、店舗に商品が到着した後すぐに販売を始められます。

4.流通加工で直面しやすい課題とは?

流通加工によって商品価値を高められる半面、自社で取り組む場合に多くの課題が残ります。ここでは、流通加工で直面しやすい課題を紹介します。

時間と人手がかかる

流通加工の種類は企業や商品、季節などによって異なり内容も多岐にわたります。そのため、設備や場所、作業員といった多くのリソースが必要となる点が課題として挙げられます。

例えば、検品後の梱包作業で行われる封函・送り状の貼り付けは手作業で行われています。梱包作業を行うには多くの人材が必要なため商品製造など他の業務に充てるリソースを圧迫する可能性があります。また、近年は配送業者の集荷時間の繰り上げもあり、梱包作業の遅れによって出荷できなくなる可能性もあるため、よりスピーディーな作業が求められています。

そのため、人手に頼らない方法で流通加工業務を効率化する必要があります。

作業員の熟練度によるばらつきが生じる

作業員の熟練度によって、作業の精度にばらつきが生じる可能性があることも流通加工の課題の一つです。

例えば、人手によるラベル貼り付けの作業生産性は一人1時間当たり300~500枚といわれ、作業員によるバラつきが大きく、作業の予測・管理が難しい傾向があります。手作業では貼り付け位置がずれるなどのトラブルが発生しやすく、作業員の熟練度によって作業品質にばらつきが生じることも考えられます。

貼り付け間違いや貼り漏れは、取引先からのクレーム要因の一つになるため作業を平準化する仕組みを導入するなどの工夫が必要です。

5.流通加工の課題を解決するサトーのラベル自動印字貼付機

流通加工の1つにラベリング業務があります。輸入品のラベルを貼り換えたり、加工後に食品の内容表示などのラベルを新たに貼るなどの作業がこれにあたります。手貼りによる貼り間違いのミスを防止し、作業効率を上げるには、ラベル自動印字貼付機の活用がおすすめです。

ここでは、サトーのラベル自動印字貼付機「S-ROBO Standard」と、複数個所へのラベル貼り付けを単独の仕組みで稼働できる「マルチフェイスラベラー」をご紹介します。

S-ROBO Standard

サトーの「S-ROBO Standard」は、事前に登録したラベル貼り付けエリアをカメラが識別し、高速かつ正確にラベルの貼り付けができる機械です。

商品の向きを気にすることなくコンベヤに乗せるだけでよいため、作業に不慣れな作業員でも簡単に運用することが可能です。最大1,980枚/時の自動貼り付けにより、作業の効率化や生産性の改善にも寄与します。

流通加工では手作業でしかできない作業も多いですが、できるところから積極的に自動化を推進することで作業員の負担の軽減や生産性の向上が可能です。

サトーのラベル自動印字貼付機 S-ROBO Standardの詳細は、以下でご確認ください。

マルチフェイスラベラー

サトーのマルチフェイスラベラーは、ラベル自動印字貼付機「タフアームLR4NX-FAシリーズ」にロボットアームを組み合わせ、複数のラベルの発行から貼り付けまでを一括して自動で行えます。

人手を介さずに大量のラベル貼り付け作業をこなし、出荷量の変動にも柔軟に対応できるため、作業遅延の課題の解消につながります。また、ラベルの貼り付けミスも削減され、作業員の熟練度に左右されない作業品質の確保と、生産性向上を実現します。

LR4NX-FAはロボットとの組み合わせ以外にさまざまな運用にも対応しています。お客さまの課題や運用に合わせて最適な仕様をご提案いたします。

サトーでは、導入後の保守・サポートも充実しております。全国を網羅するネットワークできめ細やかなサポートを行い、安定稼働に貢献します。

マルチフェイスラベラーの詳細は、以下をご参照ください。

6.できる部分から効率化を進めよう

流通加工は、商品の品質維持や顧客からの信頼獲得ために必要不可欠な作業です。
一方で、多くの人手が必要なことや、作業品質にばらつきが生じやすいという課題があります。

流通加工を効率化するには、人海戦術で行っていた作業の自動化が有効です。
サトーでは、ラベル自動印字貼付機の導入から運用まで丁寧にサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

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