株式会社ナカダイホールディングス様/株式会社ナカダイ様

導入経緯
株式会社ナカダイホールディングス様は、資源を無駄なく循環させる「サーキュラーエコノミー」の実現を推進する先進企業です。資源循環を実現するには、マニフェストの情報を含め各工程のトレーサビリティの確保が不可欠です。
この課題を解決するため、静脈産業向けトレーサビリティシステム「Trace eye® Circular Economy(トレースアイ サーキュラーエコノミー)」の導入に至りました。
導入製品・システム
Before
- 工程進捗がブラックボックス化し、アナログではトレースが困難
- マニフェストなどの管理がアナログで非効率
- 廃棄物を入れる容器を探す作業が日常的に発生
After
- QRコードをスキャンするだけで実績収集でき、トレース管理が容易に
- 即時データ化により、リアルタイムで進捗確認が可能
- 容器所在の可視化で、探索が容易に
お客さまの声
背景・課題
サーキュラーエコノミーの実現には処理工程の透明化が不可欠
常務取締役後藤 進 様
後藤氏:
当社は、2000年の「循環型社会形成推進基本法」施行を機にリサイクル事業へ本格参入しました。
丁寧な選別を強みとし、現在のリサイクル率は約99%で、全国平均(約53%)と比較しても高い水準です。選別を丁寧に行うと処理フローが複雑化するため、アナログ作業では工程の進捗を把握しきれないことが長年の課題でした。
資源循環が当たり前の時代になれば、丁寧な選別は必須条件です。そのため今後は、入出荷の情報だけでなく、どの廃棄物からどのような中間処理を経て取得した循環素材かの証明が必要になります。
入荷から出荷までのトレース情報を効率的に取得する方法の確立と、DX化の遅れを取り戻すことは業界全体の課題だと考えています。
リソーシング事業部生産グループ グループ長
ヴラサークミロスラヴ 様
ミロスラヴ氏:
マニフェスト管理を例にとると、法令で処理期限の管理を厳格に行う必要がある中、以前は手書きのシールで入荷した廃棄物の企業名や品名などの識別を行っていました。
作業完了後はそのシールを事務所に持って行き、マニフェスト事務担当に渡してマニフェスト処理を行うという、アナログでヒューマンエラーのリスクが高い運用になっていました。
また工場内では、廃棄物を入れる容器の所在や在庫状況の把握に時間がかかり、探す作業が頻発していたことも現場の負担でした。
複雑な処理フローを持つ当社にとって、これらの情報をデジタルで整理・蓄積し、活用することが業務上のクリアすべき課題でした。
効果・評価
トレーサビリティの確保と業務効率化の両立に成功
リソーシング事業部生産グループ グループリーダー
相馬 玲子 様
後藤氏:
サトーとは3年ほど前に出会い、我々の課題感に対して一緒に検討を続けてきました。
「Trace eye Circular Economy(以下、Trace eye)」を導入後は、入荷時のタグ付けと各工程でQRコードをスキャンすることで、実績情報をクラウド上に蓄積できるようになりました。入荷から出荷までの詳細なトレースが可能なため、実運用をより効率的に行う検討を開始しています。
相馬氏:
現場での作業の流れも大きく変わっていくと思います。
以前は手書きで記録していましたが、今後はスキャンするだけで情報をシステムに蓄積することができます。
また、探すのに時間がかかっていた容器がシステム上で可視化されるようになり、処理工程の確認もパソコン上でできるので、管理する上でも格段に効率が上がることを期待しています。
ミロスラヴ氏:
Trace eyeによって効率的に収集できるようになったデータを活用し、業務スピードが大幅に向上する可能性も見えてきました。
シール集めなど、アナログで行っていた工程管理を、今後はパソコン・タブレット上でリアルタイムに進捗確認できるよう運用を検討中です。
マニフェスト処理も、処理終了日をTrace eye上で確認するだけで対応できる可能性があり、現場や処理担当者の負担を大きく減らせると思います。
後藤氏:
将来的には廃棄物の計量などの自動化など、Trace eyeをさらなる活用を検討中です。
効率化によって生まれた人的リソースを廃棄物の選別など、当社のコア業務に集中し、資源循環社会に貢献できる体制を構築していきます。
お客さまプロフィール
ご担当者さま
後藤 進 様
ヴラサークミロスラヴ 様
相馬 玲子 様
関連リンク
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