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流通過程の温度変化を記録し、クラウドで確認「LogBiz - Thermo Ver. 2.0」

品質維持に必須な温度管理。品質低下を防ぐためには?

温度管理を必要とする製品は、素材の調達から保管、製造中の定温管理、完成品の定温保管や定温輸送、温度測定などによって品質が維持されています。
一方で、輸送中の温度管理にも限界があります。保冷車などでの輸送においても、輸送工程の全てを管理することは難しく、特に夏場などは短時間の出し入れで、それまで維持していた温度が変動し、品質が一瞬で低下してしまう場合もあります。
また国際輸送の場合、「税関の中」までの温度監視は困難です。
最後まで品質に責任を持つためには、輸送中温度の確認もできるように流通過程全体の記録を保持することが重要です。

温度管理でこんなお悩みはありませんか?

  • 課題その1温度管理をする際、連続した温度データの取得が困難

  • 課題その2従来の温度ロガーの運用では、お客さま先から回収する手間がある

  • 課題その3従来の温度ロガーは高価なうえ、温度計測機能の調整にコストがかかる

サトーのRFID温度ログ管理ソリューション「LogBiz - Thermo Ver. 2.0」で解決!

RFID温度ロガータグ「LogBiz - Thermo Ver. 2.0」は、RFIDタグとバッテリー駆動の温度ロガーを1枚のRFIDラベルに加工し、食品や化学製品、医療品などの輸送・保管中の温度変化による品質劣化を防止します。

  • 状態把握RFID温度ロガータグに直接測定結果が記録され、時系列で温度変化の確認が可能

  • 手間削減使い切りタイプの温度ロガータグのため、使用後の回収は不要

  • コスト削減最大使用期間1年のため、メンテナンスコストは不要

特長・メリットはこちら

RFID温度ロガータグ+スマートフォン+クラウドで流通過程の位置情報と温度変化を見える化

LogBiz - Thermo Ver. 2.0は、酒類や生鮮食品類、菓子類、薬品類、半導体や精密部品類など、温度管理が求められる対象物へ貼り付けたRFID温度ロガータグをスマートフォンで読み取ることで、製造現場や流通過程の位置情報と温度変化を見える化するソリューションです。
スマートフォンでタグをタッチすると、位置情報と時系列で記録している温度情報をクラウドにアップロード。各過程での温度を確認することができます。

生産者・メーカー

出荷から商品到着まで、最適な温度状態が保たれているかを一目で確認できます。輸送中の異常値があった場合など、今後の改善につなげることができます。

航空機輸送

バッテリーにマンガン電池を使用しているため、国内外への空輸にも対応。
RFID温度ロガータグに自動で温度を記録するため、輸送中や税関検査など、管理の手が届かない領域の温度変化を確認することができます。
英語や中国語に対応しており、グローバルで使用可能。

製造メーカー

  • 工場:温度管理の必要性が特に高い半導体や精密電子部品、製造時の環境温度監視に活用できます。
  • 食品:品質の維持と、最適な状態で消費者へ商品をお届けできます。また販売先からも温度履歴を確認することができます。

運送・配送センター

輸送中、積み替え時、保管時の温度変化を確認することができます。
アプリのメモ入力機能を使い、生産者やメーカーの手の届かない領域での管理状況を共有することができます。

店舗・飲食店・病院

配送された商品の温度履歴を確認し、品質や安全性を確認したうえで、お客さまへ提供することができます。

消費者

生産者・メーカーのウェブサイトへの誘導、動画でのPRなど、消費者向けサービスへの展開が可能。

シンプルで使いやすいスマートフォン画面

機能はこちら

1.RFID温度ロガータグの仕組み

RFID温度ロガータグとは、温度センサーによる温度測定・記録(温度ロガー)と、NFCとRFID(UHF)の機能を一つにした電子デバイスです。

縦52mmx横100mm x 厚さ1mmの白無地ラベルタイプです。

  • 搭載したバッテリーの電力で周辺温度データ取得、ICチップに記録します。最大動作期間は1年間です。
  • バッテリーはマンガン電池を採用しており、航空機輸送でも使用可能です。
  • ラベルタイプなので、管理対象に手軽に貼り付けすることができます。
  • プリンタを使用した表面印字、及びICチップへの書込みには対応していません。(対応検討中)
    商品の温度管理などで表面デザインや情報記載をご希望の際は、上貼りシールをご提案いたします。

2.LogBiz - Thermo Ver. 2.0の仕組み

  • 温度センサー:直前までの温度履歴が確認できるだけでなく、設定した間隔で温度を記録します。時系列で管理物の周辺温度状況を把握することが可能です。
  • UHF帯RFID:離れたところから管理物を一括読取りすることができます。入出荷管理や流通過程での製品トレース管理に貢献します。
  • NFC :対応スマートフォンで読み取ることができるNFCは、専用端末いらずで温度を取得することが可能です。また消費者向けサービスに活用することもでき、タグを読み取った消費者を、商品紹介サイトやリピート用ECサイトに誘導するなどの+αの付加価値に繋げることも可能です。

3.システム画面と機能

  • スマートフォン画面・PC画面はイメージです。

システム構成・動作環境はこちら

システム構成

クラウドサービスセット運用

  • RFID温度ロガータグ
  • NFC対応スマートフォン
  • PC
  • 温度管理アプリケーション(無料)
  • WEB(クラウド)

RFID温度ロガータグ仕様

測定可能温度 -20℃ ~ 50℃(温度取得精度:±1.0℃)※1
温度記録可能回数 最大4,864レコード※2
温度記録時間 15分間 間隔測定の場合 50日16時間
18時間 間隔の場合 約1年間
温度記録間隔・精度 最小1分、最大65535秒(約18時間)、時間精度(RTC) ±2%※3
データ取得開始が設定可能な時間 最小1分、最大65535秒(約18時間)
RFID通信規格
※温度データが通信できるのはNFCのみ
NFC 13.56MHzISO/IEC 14443
Type A NFC Type-2規格
通信距離 NFCスマートフォン使用:約2㎝(機種により異なります。)
UHF 840~960MHzISO/IEC 18000-6
EPC Global C1G2 V1.2.0
通信距離 -18dBm 通信距離換算:約10m
外形寸法 100×52×1mm ラベル表面基材:白PP100μm
許容曲げ半径 60mm
アプリ動作OS Android8.0以上 iOS14 ( iPhone7 ) 以上
電池寿命 温度データ取得開始後、1年間(ただし、使用環境により異なります。)※4
電池種類 マンガン電池ベースのペーパーバッテリーを採用。 RFIDタグとバッテリーの分別廃棄に対応
使用環境温度 -20℃ ~ 50℃
使用環境湿度 20 ~ 90%RH※5
データ保存期間 10年

【注意事項】

  • ※1測定可能温度範囲は -20℃~50℃です。この範囲を超えた場合、温度記録の停止・温度測定のエラーなどが生じる可能性があります。
    また本製品は精密温度センサーではないため、測定される温度情報は目安値となります。
    本製品は弊社試験において±1℃の精度を確認しておりますが、ICセンサー部周辺温度であり、計測対象の温度精度を保証するものではありません。
  • ※2アプリケーションプログラムにより著しい変化温度などのエラー値はソフト上で自動的にフィルターし、記録・出力から除外する仕様です。
    その為、実際に記録・出力する温度測定記録回数は開始時に設定する回数と差異が生じる可能性があります。
  • ※3最短間隔は1分以上です。又、温度測定タイミングと外部要因での衝撃圧力が重なった場合、温度ログが取れない可能性があります。
  • ※4RFID温度ロガータグの保証期間は出荷後1年です。
  • ※5結露など水濡れする場合はビニールで包むなど直接タグに水滴などが付着しないようにしてください。通信性能や温度記録に影響する可能性があります。
  • ※6RFID製品は、精密な半導体を搭載しており、環境によって読み取り性能などが大きく変化するものであることをご理解ください。
    製品を使用される前に、ご使用になる機器を用いて十分な実地試験を実施した上、お客さまのご判断で導入をお願いします。
    RFID タグ・ラベルの最終的な貼り付け位置は、お客さまにて確認・運用をお願いします。

商品導入事例

導入事例一覧

この商品の組み合わせ例

購入前によくいただくご質問

流通過程の温度変化を記録し、クラウドで確認「LogBiz - Thermo Ver. 2.0」に関するお問い合わせ

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