株式会社ヤオコー様

導入経緯
株式会社ヤオコー様は、埼玉県を中心に関東地方で200店舗※のスーパーマーケットを展開しています。
ワクワクできる空間づくりに力を入れており、特色ある惣菜や弁当を豊富に取りそろえるデリカ事業部は、競合との差別化における重要なポイントです。
今回、インストアベーカリーで「AI画像スキャン値付け」を導入し、食品表示ラベル貼り付けの作業精度が向上しました。
※2025年11月現在
導入製品・システム
Before
- 商品を目視で判別していたため、見間違いや機器の誤操作によるラベル発行ミスが発生
- 部門責任者が不在の際、代わりの従業員による発行対応でリスクが増加
- 商品改廃が多く、本部での新商品マスタ登録作業の負担が大きい
After
- 商品の画像をAIが解析し、99%台後半の精度で正しいラベルを自動発行
- パートナー(パート)社員でも正確なラベル発行が可能となり、属人化を解消
- 1品あたり10数秒程度の撮影で、マスタ登録作業を大幅に効率化
動画によるご紹介
お客さまの声
背景・課題
100品目の商品を、目視で正確に判別していく難しさ
デジタル統括部 DX推進 担当部長池田 鉄哉 様
池田氏:
食品を取り扱う全ての事業者にとって、ラベルミス(ラベルの貼り間違い)の撲滅は長年の重要課題です。当社のデリカ事業部門でも、音声による商品の読み上げ機能やダブルチェックなど、毎年改善に取り組んできました。
しかし、商品の改廃を頻繁に実施するうえに人手不足や作業量の増加も重なり、ラベルミスを完全にゼロにすることは容易ではありません。
属人的な作業方法には限界があり、根本的な改善の必要性を強く感じていました。
店舗サポート部 カイゼン担当インストアベーカリートレーナー
新井 裕之 様
新井氏:
ベーカリー部門では1日に約100品目、900個を店内で製造しています。
ラベル貼り付け作業では、まず部門責任者が目視で商品名を判別しラベルを発行し、その後パートナー(パート)社員が商品とラベルを照合するダブルチェック体制が基本でした。
ラベル発行の際には、一覧表から該当品の番号を探して手入力する工程があり、間違いが起きるリスクは避けられず、手間もかかっていました。
また、責任者が休みの日にパートナー社員が代わりに対応すると、作業精度が落ちてしまうリスクに課題を感じていました。
池田氏:
ご紹介いただいた「AI画像スキャン値付け」のデモンストレーションを拝見したとき、精度の高さに衝撃を受けました。スキャンした商品をAIが瞬時に特定し、正しいラベルを発行できる点に大変魅力を感じ、店舗実証の形で開発に協力することになりました。
その後、サトーも含めて複数のシステムを検討しましたが、重要な選定ポイントがマスタ登録でした。
当社は二週間の頻度で新商品の発売やリニューアルをするため、マスタ登録の効率性が重要な選定ポイントです。複数社のシステムを検討しましたが、当社の事業特性に最も適していたのがサトーの「AI画像スキャン値付け」でした。
効果・評価
スムーズなマスタ登録や、99%台後半の特定精度
池田氏:
本部におけるマスタ登録の簡便性を高く評価しています。
事前に別のカメラで撮影した画像を登録する他社システムの方法だと、商品判別で同じカメラで撮影しマスタ登録するため、特殊な設定は必要ありません。
撮影もボタンを押すだけで可能なため、1商品につき10秒程度で登録できます。
デジタル統括部 DX推進 主事那和 弘之 様
那和氏:
現場ではラベルの発行ミスが明らかに減少しました。さらに、見分けにくい商品も高い精度で判別できており、AIの学習の進展により判別精度は日を追うごとに向上しています。
新井氏:
酷似した商品は断面をスキャンするなどの工夫も加え、99%台後半の精度で特定できるようになりました。この結果には店舗スタッフが一番喜んでおり、「もう元の方法には戻れない」と話しています。
池田氏:
今後もベーカリー部門への「AI画像スキャン値付け」を積極的に導入していく予定です。
さらに、デリカ事業で重要な惣菜・寿司部門にも導入していきたいと考えています。
惣菜・寿司部門では量り売りをするため、サトーが計量器メーカーと連携して開発中の「計量機能」を備えたモデルの実証実験を進めていく計画です。
関連リンク
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