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MLV5シリーズでのWindowsフォント(WPF)についての注意喚起

2021年06月01日

Multi LABELIST V5シリーズでWindowsフォント(WPF)でまれに文字が化ける現象が報告されております。


■現象

Windowsフォント(WPF)の文字が全く異なる文字で印字される。
例:9999年99月 ⇒ 9999年9幹月(「9」が「幹」で印字される)

発生頻度はまれで、弊社テスト環境では約0.0005%(1枚/20万枚)で再現することを確認している。


■原因

Windowsフォント(WPF)の文字描画が同一プロセス内の複数スレッドで同時に実行された場合に、Windows内部で指定した文字コードに対して誤ったグリフ情報が使用されることで、異なる文字が印字されます。


■対策内容

Ver.5.9.7.0にて対応しました。
Windowsフォント(WPF)の文字描画が同時に実行されないように改善しております。


■対象製品

フォルダ監視発行(MLウォッチ)でマルチスレッド有効時のみ対象となります。マルチスレッド無効時は現象が発生しません。また、MLプリントやMLプリセット発行では現象が発生しません。

Multi LABELIST V5 WebEngine、Multi LABELIST Preview Component 同一プロセス内の複数スレッドで利用した場合が対象となります。()マルチスレッドなど非同期の並列処理を実行していない場合は現象が発生しません。


制限事項について
1.同一プロセスの複数スレッドで異なるコントロールを同時に実行しないでください。
(例:Multi LABELIST Componentの発行と、Multi LABELIST Preview Componentのプレビューは同時に実行せず、順番に実行してください。)
2.コントロールにて発行またはプレビューを実行中に、同一プロセス内でWPFの文字描画(DrawingContext.DrawTextなどの文字描画API)を実行しないでください。


このページの情報は当社で確認している最新情報に基づき掲示しており、予告なく変更する可能性がございます。
あらかじめご了承ください。

2021.3.2 公開

2021.6.1 更新