
Kana 営業
大学では経済学部に在籍し、フェアトレードなどの貿易に関する知識を学ぶゼミに所属。大学卒業後に新卒でサトーに入社し、名古屋支社で営業を経験。その後、東京の本社に異動し、営業としてプライマリーラベル※1の販売を担当している。
※1商品パッケージなどに貼られるデザインの入ったシール商品全般を指します。
※本記事は取材時点の情報をもとに作成しており、最新の情報とは異なる場合がございます。
サトー社員の人柄に惹かれて
- 学生時代はどのようなことに取り組んでいましたか?
大学では経済学部に在籍し、貿易に関する知識を学ぶゼミでフェアトレードなどについて学んでいました。当時から旅行が好きで海外志向も強かったので、アルバイトでお金を貯めて、さまざまな国に行ったり、語学留学をしたりしていました。学生時代だけでも、15か国くらいは旅行していました。
- 就職活動においても「グローバル展開している」など海外とのやり取りがある企業を中心に見ていたのですか?
そうですね。主に海外で事業展開している企業を探していました。業種にあまりこだわりはなく、サトーのようなメーカー以外にも旅行会社や商社など、さまざまな企業の情報を調べていました。また、その時から営業をやりたいと思っていたので、「海外展開していること」「営業として働けること」を軸に就職活動をしていました。
- サトーを知ったきっかけや入社しようと思った決め手は何でしたか?
サトーは先輩からの紹介で知りました。語学留学をしていた時に、同じ学校には私のような学生だけではなく、社会人経験のある方々もいました。その先輩方と就職活動の話をすることがあり、「営業をやりたいと思っている」と伝えたところ、「女性で営業として働いている知人がいるから、よかったら紹介するよ」と紹介していただいたのがサトーでした。
帰国した後に紹介していただいた方とお会いし、お話を聞く中で、自動認識技術を活用したソリューションの将来性や、さまざまな業界での導入実績がある企業としての規模の大きさに魅力を感じ、入社したいと思うようになりました。そこから最終的にサトーに入社しようと思った決め手は、社員の皆さんの人柄や社風です。先輩に紹介していただいた方や、面接でお会いした社員の方がとてもフランクに接してくださり、人柄の良さや、そこから感じられる働きやすそうな社風が、直感的に良いなと思えたことが決め手でした。

学び・成長した地方拠点での経験
- 入社後はどのような業務を担当してきましたか?
最初に配属されたのは名古屋支社で、愛知県や三重県、岐阜県のお客さまに対して営業を行っていました。名古屋では、営業としてハードウェアであるプリンターやラベルといったサプライ、ソフトウェアといったサトーの商品・ソリューション全般を扱う部門に所属していました。その中でも役割が分かれており、私は食品や包装資材の代理店のお客さまを担当するチームで、主にはプライマリーラベルの販売を担当しておりました。地方拠点での営業は、お客さまとの距離が近く、定期的にお客さまとお会いし商談をしつつ談笑もしたり。お客さまと信頼関係を築き、そのなかでお困りごとをヒアリングし、様々な人に助けていただきながら営業活動を行っていました。また、社内環境がとてもアットホームで、今でも名古屋勤務で一緒だった同僚の方に相談にのってもらったり、仲良くさせてもらっていたりと、地方拠点だからこそ培える結束力や助け合える仲間ができたと実感しています。
- 本社への異動後、地方拠点で培った経験は活かせていますか?
もちろん今も、地方拠点での経験が活かせているなと思います。地方拠点は、本社と違いプライマリーラベル専任の営業が少ないため、プリンターなどハードウェアの商品を提案することもありました。名古屋で培った知識や行動力は自分の強みとなっていると思います。東京支社への異動後も、プライマリーラベルの販売を担当しており、皆さんの身近な生活でよく見かけるような、商品に貼るシール・タグ、店頭の販促用POPなどをお客さまに提案しています。
※参考:サトーが扱っているシール(プライマリーラベル)の一覧はこちら

大事なのは、お客さまとエンドユーザーの目線を意識すること
- 営業としてお客さまと接するうえで心がけていること、大切にしていることはありますか?
お客さまにいかに寄り添えるか、またお客さまの先のエンドユーザーの目線も意識することを学びました。サトーは、BtoBビジネスを行っていますが、最終的にはお客さまの一般消費者(BtoBtoC)まで考えることを意識しています。例えば、私が直接向き合っているお客さまは、食品や化粧品を製造するメーカーさまですが、提案が採用された場合、実際のシールやタグを目にするのはお客さまの商品を使用するエンドユーザーの方々(一般消費者)です。
また、私が担当しているお客さまに限らないと思いますが、メーカーさまは実際に商品を使用しているユーザーの意見をとても大事にしています。そのため、お客さまだけではなくエンドユーザーの目線を意識した提案が必要になります。そこで、私は商談前に商品を使用している友人や社員にヒアリングをしたり、自ら店頭で商品を手に取り、体験したりしています。そして、ヒアリングの内容や自らの体験から得た着想を提案内容に加えることで、お客さまとエンドユーザーの双方に寄り添った提案ができるよう、常に両者の目線を意識しています。
- 仕事のやりがいや面白さは?
提案に対してお客さまに良い反応をいただけたときに、やりがいや嬉しさを感じます。
ゼロから提案をする機会もあるので、提案内容をまとめる際は悩むことが多々あります。しかし、社内の仲間と協力して提案が採用されて、お客さまだけではなくエンドユーザーの方々にも良い評価をいただけた時は、とても嬉しいですね。そうしたことの繰り返しで、お客さまからの信頼を実感できる場面があることもやりがいに繋がっています。
サトーの営業は、課題解決を目的に商品やサービスを提案するだけでなく、お客さまのビジネスに価値を提供できるような提案をすることも心掛けています。お客さまのビジネスがより良いものになればと思い日々お客さまと接してきたからか、名古屋から東京に異動する際にお客さまから「これまでありがとう。本当に助かっていたよ。」とお声がけいただいたり、感謝の手紙をお送りいただいたりすることもあり感動したことがありました。そうした声をいただけることは本当に嬉しいですし、これからも頑張ろうと思えるモチベーションになっていますね。

リーダーとしての新たな一歩を踏み出す
- 今後の目標を教えてください。
これまでは上司や先輩方を頼ることが多かったのですが、今年から主任になり立場も変わったので、リーダーとしての役割を果たせるようになりたいと思っています。そのため、今後は自分が担当しているお客さまのことだけではなく、チーム全体やメンバー一人ひとりにも目を向け、リーダーに求められる役割をこなせるようになることが今の目標です。
- 最後にこの記事を見ている方へのメッセージをお願いします。
サトーでは多くの商品や業界の知識を覚える必要があるので、特に最初は苦労することが多々あります。その環境下でもお客さまや目の前の業務に一生懸命に向き合うことができる素直さを持っている人。また、強い好奇心をもって話を聞き、知識を吸収できる人はサトーの仕事や社風に合うと思いますし、是非一緒に働きたいです。
