
Moeko フィールドシステムエンジニア
大学ではグローバル・メディアを専攻し、2017年にサトーに新卒で入社。フィールドシステムエンジニアとして、主に食品製造業のお客さま向けの提案や導入支援を担当している。
※本記事は取材時点の情報をもとに作成しており、最新の情報とは異なる場合がございます。
複数の業界について深く知ることができるサトーに魅力を感じた
- 学生時代はどのようなことに取り組んでいましたか?
大学生の時はグローバル・メディアを専攻しており、海外出身の先生のもとでスピーキングやライティングの練習をしたり、経営系の科目を英語で学んだりしていました。また、サークルはアーチェリー部に所属し、カフェや居酒屋などで接客のアルバイトも経験しました。当時は体力に自信があったので、早朝にアルバイトをしてから大学で授業を受け、その後に部活をするというなかなかハードな生活を送っていましたね。
- 就職活動では、どのようにサトーを知り、入社の決め手は何でしたか?
文系出身だったため選択肢が幅広く、さまざまな業界や職種に魅力を感じ、「どの職種にするのがよさそうか」をかなり迷っていたんです。最後の最後まで迷っていたのですが、最終的な会社選びの決め手は「多くの業界のお客さまと関わることができるか」という点でした。幅広い業界と関わることで業界の知識やスキルを習得でき自己成長につながると思いました。
サトーのフィールドシステムエンジニアは、流通や食品、物流や医療など、さまざまな業界のお客さまと向き合うことができる、お客さまの業界のことを深く知ることができる職種です。
そのため、システムエンジニアとして幅広い分野での経験を積めるだけでなく、就職活動をしていた当時に気になっていた業界のことも知ることができる。好奇心旺盛な私にとって、その点がとてもワクワクしましたし、自ら積極的に行動しゼロから創りあげていく、そんな仕事に魅力を感じ、サトーに入社することを決めました。

システムエンジニアとしてゼロからのスタート
- システムエンジニアに求められるIT系の知識は入社後に勉強されたのですか?
はい。大学時代は文系出身でプログラミングの経験もなかったので、入社してから勉強しました。いわゆるOJTのように実際の仕事を通して学ぶだけでなく、サトーには勉強会や研修など学ぶための機会や社内ツールが充実しているので、そういった制度を利用しながら勉強をしてきました。最初は、先輩方が話している専門用語や、資料に記載されている用語もわからないという状態からのスタートだったので、正直かなり苦労しました。ただ、それでも努力し続けることができたのは、学ぶための機会があることだけでなく、先輩方がしっかりと支援してくださったからだと感謝しています。
- 現在、どのような仕事を担当していますか?
フィールドシステムエンジニアとして、主に食品製造業のお客さまの課題解決を支援しています。食品製造業のお客さまには、その名前の通り食品を製造するための工場があります。その工場内の課題を解決するためのサービスやソリューションの提案だけでなく、提案を採用いただいた後の要件定義や設計、テストなども含めてシステムの導入が完了するまでの一連のプロセスをすべて担当しています。私はまだまだ若手ですが、こんなことに挑戦してみたいと思ったことは上司に相談しています。いろんな業界にシステムを提案する機会を得ることができ、お客さまとともにチャレンジできていると実感しています。

上流から下流まで、一気通貫で関われることが魅力
- フィールドシステムエンジニアのやりがいや魅力は何ですか?
お客さま先に訪問しヒアリングを行う上流の工程から、設計やテスト、設置後の教育などの下流の工程まで、一気通貫で携わることができるのがフィールドシステムエンジニアの魅力だと思います。一番初めに、お客さまの課題を聞くだけでなく、お客さま先へ訪問して自分の目で現場を確認するため、お客さまが何に困っているのか、私たちは何を求められているのかを深く理解することができます。そして、お客さまのお困りごとを解決するための要件定義を行い、どんなシステムを導入するのかを決めていきます。こうしたフィールド(=現場)を起点に活動していることが背景にあり、サトーは「フィールド」システムエンジニアと呼んでいるんです。
システム開発はパートナー会社に委託していますが、フィールドシステムエンジニアはできあがったシステムの環境構築をはじめ、品質のチェックや要件が実現できているかの評価を行うなど、一連のプロジェクト管理を最後まで担います。現場が変わっていく様子を実際に見ることができることや、お客さまから感謝の声をいただけることが達成感ややりがいに繋がっています。
- フィールドシステムエンジニアは1つの案件あたりの期間も長いので、導入まで終わった時、達成感を強く感じそうですね。
そうですね。ヒアリングから導入が終わるまで半年ほどの案件もあれば、お客さまの要件によっては導入までに1年以上の期間を要することもあります。それだけ長い期間、お客さまと一緒に課題解決に向けて伴走し続けるので、すべてが無事に終わった時の達成感は何ものにも代えがたいですね。

現場から、組織開発への一歩
- 今後の目標を教えてください。
フィールドシステムエンジニアの仲間を増やしていきたいですね。そのために、より多くの人数を受け入れることができるような体制づくりや、メンバーがより成長できる、成果を出すことができる環境づくりも必要になってくると思っています。これまでは、フィールドシステムエンジニアとして提案や導入支援などを経験してきましたが、今後はそうした「チーム全員が活躍し続けることができる組織づくり」にも携わりたいという想いがあります。そのため、新たな一歩として組織開発やメンバー育成に挑戦していきたいですね。
- 最後にこの記事を見ている方へのメッセージをお願いします。
私のように、就職活動において業界や業種、職種を絞り切れず、最後まで悩む方も多いと思います。そういう時には、サトーのようにいろいろなことに挑戦することができる環境を選ぶというのも一つの手だと思います。多くの業界や業種のことを知ることができますし、サトーは毎年新しいことに取り組んでいる会社なので、挑戦の機会は多いと思います。そうした挑戦できる環境があるのは、サトーには三行提報というユニークなしくみがあることも関わっているかなと思いますね。経営トップに対して全社員が新しいアイデアを毎日提案することができる制度は、会社として時代やお客さまのニーズに合わせて挑戦や変化を楽しむ土台になっていると思います。
私自身、情報系の知識がなにもないところからフィールドシステムエンジニアという職種をやってみたいと思い、入社しました。学びはもちろん、働く中で「次はこれにチャレンジしてみたい」というようにやりたいことが増え、周りの方や上司がそうした思いを支えてくださったおかげでここまでくることができました。積極的に新しいことにチャレンジしたい方にはいい環境だと思うので、少しでも興味を持ってくださった方はエントリーして欲しいです。
