製造現場のトレーサビリティ構築を実現
原材料の入荷から製品出荷まで工場内のモノの動きをトータル管理
食品製造工程をトータル管理。自社工場だけでなく、取引先、海外工場、外部倉庫、さまざまな拠点をシームレスにつなぎ、食の安心・安全を支援します。
よくある課題「業務の属人化」
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課題その1手書き作業、Excelによる記録管理の限界
原材料入荷予定リスト、製造指示書、小分け袋への原材料・賞味期限表記、賞味期限管理、製品出来高管理、出荷予定リスト...食品製造現場には、さまざまな帳票、記録が存在し、それらの管理が必要になります。
特に近年ではFSSC22000、ISO22005、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)など、食品安全システム・食品トレーサビリティの外部機関認証取得が取引条件になるケースも少なくありません。
既にアメリカ、カナダ、オーストラリア、EU、韓国、台湾など、海外の国々では食品衛生安全管理に関する義務化が進みつつあります。
これらの取り組みに対してこれまで通り、手書き帳票管理、Excelデータ管理で品質管理システムを維持するには限界があります。 -
課題その2作業人員の確保、スキルレベルの違い
少子高齢化、作業人員の国際化など、今後ますます、安定した作業人員を確保することが困難になります。
作業に対する知識レベルの違いや言葉の壁が、スキルレベルの差をさらに加速させ、製造現場の品質安定化を困難にします。
原材料入荷から製造、出荷までクラウドでつながるトレーサビリティシステム
目的に合わせてモジュール単位での導入が可能
タギングモジュール
ラベル貼り付け
※クラウド版のみ利用可
- 各メーカーのマスタ情報を元に原材料ラベルの発行が可能です。
- ラベル発行情報を共有することで企業間での情報連携が可能です。
原材料管理モジュール
入荷業務、在庫業務、移動業務
- 原材料、ロット、期限別の在庫管理が可能です。
- さまざまな検索条件により抽出した在庫リストの参照・出力が可能です。
- 入出庫、移動、棚卸、廃棄などの各作業を逐次反映し、リアルタイムに在庫情報を確認できます。
- 原材料の入出庫作業における先入先出をサポートします。
製造管理モジュール
製造業務、計量・投入業務
- 製造指示に対して「いつ、だれが、何の原材料を、どれだけ」使用したかを確認できます。
- 製造出来高を登録することで歩留りを管理します。
- 完成品ラベルを発行することで製品管理の基盤を作ります。
- 原材料使用時にQRコードをスキャンすることで、原材料の誤使用をチェックするとともに、使用履歴をデータ化します。
- 計量器とパネルコンピュータを連動させる事により「正確な計量」が可能です。
- 品目単位のまとめ計量、正袋/端数計量、ロット分割など運用に合わせた計量が可能です。
製品管理モジュール
在庫業務、移動業務、出荷業務
- 製造出来高を入力する事で製品在庫として計上し、ロット別、期限別の在庫管理が可能です。
- ピッキングリスト作成にも対応しており、スムーズな出荷作業を支援します
Trace eye FOOD-Pro が現場作業を最適化する3つの特長
特長1
多様な自動認識技術(バーコード・QRコード・RFID)で作業効率/品質の向上
モノの入出庫/移動/計量/投入、棚卸などの業務を自動認識機器の利用で効率化・標準化を実現。チェックによる作業品質向上にもつながります。
特長2
現場で培ったタギング力でモノの流れを情報化
作業シーンに適した貼付方法・読取り方法をご提供し正確な情報を付与、現場をデジタル化します。
特長3
カスタマイズに強いベースパッケージ
本パッケージは原材料管理、製造管理、製品管理のコアとなる部分をパッケージ化したものです。管理モジュールごとの段階的導入や柔軟なカスタマイズを行うことができます。
現場用途に合わせたラベルのご提案
メタルサーマルで異物混入対策
ラベルにアルミを挟み込んだ構造のため、小分け時にラベルが落ちた際も、金属検出機により検出が可能。
グロスサーマルで水分・アルコール対策
ラベル表面の強力なバリア層により水分をブロック。漬物や冷凍チルドに最適。
環境に合わせて選べる2つの導入形態
SaaS型サービスのクラウド版
- 複数拠点のデータをグローバルで一元化
- 管理機能ごとに利用でき、段階的な導入を支援
- 運用に合わせて最適なデバイスを選択可能
- 短期間で利用開始できコストも低減
自社内環境に構築するオンプレミス版
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