消費者参加型のフードロス推進施策「セルフ値引き」なら、店員の作業負担も軽減
「食品(フード)ロス」の削減は、世界中の誰もが意識すべき社会問題です。国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)では、「2030年までに世界の食料廃棄を半減する」と具体的な目標が掲げられました。国内でも、2019年5月に「食品ロス削減推進法」が制定され、小売事業者にも努力目標が課せられています。さまざまな理由から起こる食品ロス。消費者が店舗で、「同じ価格なら賞味期限が新しいものを」と棚の奥から商品を取り、期限が迫った商品を残すことも、廃棄につながりやすい要因のひとつです。
よくある課題
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課題その1食品の廃棄を極力なくしたい
- 閉店間際に最終値引きをして売り切る努力をするが、それでも残ったものは廃棄せざるを得ない
- 食品廃棄に手間とコストがかかっている
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課題その2陳列や値引き対応の作業が負担になっている
- 賞味期限が短い商品を売り切るために、新しい日付の商品を一緒に陳列しないよう、棚の状態を見て補充するため、品出し作業が何回も発生する
- 閉店間際の値引きラベルの貼り付け業務に、人手と時間がかかる
サトーが解決します。
- 課題
- 賞味期限が長い、棚の奥にある商品から購入され、期限が迫った手前の商品が残る
- サトーなら
- 日付に準じた値引き率で、購買者が自分の意思でお得な手前の品を購入
期限が短い商品ほどお得に購入できる価格を設定し、閉店間際など値引きのタイミングに関わらず、いつでも消費者が自主的に手前にある商品を手に取る動機付けができます。消費者庁の調査(※)からは、食品ロス問題を認識する人ほど、商品棚の手前から品物を取る傾向があることがわかっています。賞味期限、消費期限の異なる商品が並んでいても、期限が短いものを購入することがお得で社会貢献になるとの理解が進めば、手前にある商品を選ぶ動機付けとなります。
- 課題
- 複数回の品出しや、値引きラベルの貼付など、売り切るために労力がかかる
- サトーなら
- 期限に合わせて自動値引きが可能になり、頻繁な品出しや値引き処理が不要に
購買者が自らの意思でお得感のある日付の商品を選択し、値引きラベルを発行するシステムです。従業員は、閉店間際の値引きシール貼付作業や、頻繁な品出し業務が軽減され、業務効率化が図れます。
- 課題
- 最終値引きをしても廃棄商品が発生、廃棄コストもかかる
- サトーなら
- 食品ロス防止への貢献意欲をお得感で訴求するシステムで、廃棄コストも削減
フードロス削減に意味を感じる購買者に、期限が短い商品から手に取るモチベーションを提供するシステムで、廃棄ゼロを目指します。購買者は、常に自分の意思でお得な買い物を選択でき、店舗は適正価格での販売と最終値引き品の減少、廃棄コストの削減が実現可能になります。
商品構成
セルフ値引き
サトーは、ラベル情報を活用して、消費者と店舗がWin-Winの関係で食品ロス削減活動に取り組める、セルフ値引きサービスを提供します。
スーパーなどでは、賞味期限や消費期限の迫った商品をできるだけ売り切るために、閉店前に値引きをし、これを狙って来店する購買者もいます。セルフ値引きは、店員による値引き処理前でも、商品価値に応じてプライスダウンされた品物を、消費者が自ら選び値引き処理できるようにするものです。通常の値引きとは違う“お楽しみ感”がある値引きで、特にフードロスに対する意識の高い層に、期限が近い商品を購入していただくきっかけになります。
購買者は、値引き対象となる商品から期限が短いものを選んで、値引きラベルを自ら発行します。ラベルプリンタの「FLEQV(フレキューブ) FX3-LX Plus」は、スマートフォンと同様のタッチパネル式で直感的に作業ができるため、一般のお客さまでも簡単に利用できます。店舗側は、作業量を減らしながら販売促進が図れます。セルフ値引きは、「食品(フード)ロス対策=社会貢献」と「コスト削減=従業員の労力削減・省力化」を同時に実現するソリューションです。
FLEQV(フレキューブ) FX3-LX Plus
- カスタマイズ可能な7インチのカラータッチパネルで使いやすさ抜群
- 直感的な操作が可能
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