カラービットとは
カラービットは、赤、青、緑の3色を使ってデータを表す自動認識技術です。撮影した画像データを、専用ソフトウェアで解析してデータ化します。
カラービットの原理
カラービットは「色の変化」をデータとしてシンボルを生成しています。色の変化を「1」と「0」で判断することで、データを「ビット」で表現しています。
カラービットの特長
- 一括読み取り
-
- 画像内のカラービットを一括で読み取り(解析)することができます。
- 読み取れた場合はコードが枠線で表示されるため、読めないコードは画像を確認することで判断できます。
- 位置情報取得
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- 解析出力データで、位置情報(X、Y座標)が取得できます。
- 読み取ったカラービットは、各コードの位置、順番を判断することができます。
- コード検索
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- 同一コードであっても個数が確実に把握(管理)できます。
- 探したいコードを、画面を見ながら簡単に探し出すことができます。
カラービット比較表
この表はスクロールしてご覧いただけます。
格納データ量 | 一括読み取り | 読み取り位置検出 | 読み取り環境 | ランニングコスト | |
---|---|---|---|---|---|
1次元バーコード | ○ | × | × | ◎ | ◎ |
2次元コード | ◎ | × | × | ○ | ◎ |
RFID | ○ | ◎ | × | △ | △ |
カラービット | △ | ◎ | ◎ | △ | ○ |
カラービットの用途・市場
- バーコードを多くスキャンするような用途
- カラービットで一括読み取りが可能です。
- 卸業、物流業、倉庫業などの入出庫業務
- 金融、官公庁、特許などの書類管理業務
- コード情報だけでなく画像データも保持したい
- 画像データとコードデータを保持し、データとして残すことが可能です。
- あらゆるお客さまの入退室管理業務
- 物流業、卸業、製造業などの検品業務
※カラービットはビーコア株式会社の登録商標です。
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