2015年09月17日
株式会社サトー
サトーグループの販売会社である株式会社サトー(以下、サトー)はこのたび、一般社団法人在宅栄養ケア推進基金(以下、同社団法人)が開発した在宅高齢者の食をサポートする「栄養ケア支援システム」の専用プリンタとして、携帯型プリンタ「Petit lapin(プチラパン)PW208m」を採用いただきました。 サトーは、同社団法人と連携して10月1日より本格リリースを開始いたします。
背景・目的
厚生労働省の調査(※1)によると、「低栄養/低栄養の恐れがある」とされる在宅高齢者は、全体の約70%を占めています。 高齢者の栄養状態の維持改善は、体力低下に直結した重要課題であることから、同社団法人は、高齢者へ効果的な栄養補給を促すとともに手軽に利用できる介護食品の認知度を向上させるスマートフォン/タブレット端末向けのアプリケーションを使った「栄養ケア支援システム」を開発致しました。
栄養ケア支援システム 概要
ケアマネージャーや栄養管理士をはじめとした医療福祉関係者が「栄養ケアパッド(※2)」を使い、高齢者へ簡単な設問に回答してもらう方式で、「栄養状態/咀嚼・嚥下(えんげ)機能の状態」に気づくことができます。
高齢者に適した栄養補助食品、介護食品を照会・検索・購入することができます。
在宅高齢者へ栄養指導する際には、端末に「Petit lapin PW208m」を接続し、栄養アセスメント情報や咀嚼・嚥下機能に添ったアドバイスをラベル発行し、介護関係者やご家族との情報共有に役立てられます。
サトーは同社団法人と連携し、全国のケアマネージャーや介護食品メーカー、調剤卸、調剤薬局へ「栄養ケア支援システム」の利活用を推進してまいります。
※1出典:厚生労働省 平成24年度老人保健健康増進等事業 在宅療養者の摂食状況・栄養状態の把握に関する調査研究
※2スマートフォン/タブレット(iOS、Android)で動作する栄養アセスメントアプリケーション。「App Store」から無料でダウンロードできます。
一般社団法人 在宅栄養ケア推進基金 概要
所在地 | 高知県四万十市右山天神町4番31号 |
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代表理事 | 溝渕 敏水 |
事業内容 |
逼迫する地域医療を栄養ケア基点の地域包括ケアシステムにより維持存続させるため、簡易栄養評価/摂食嚥下機能評価できる「栄養ケア支援システム(栄養ケアパッド)」を開発し、低栄養の気づきから適応する栄養補助食品・介護食品の利活用を促す「栄養ケア&食支援」事業を進め、高齢者のADL/QOL改善・疾病の重症化抑制、社会保障費の抑制に寄与、食品経済の活性化を推進する。 |
URL |
株式会社サトー 概要
所在地 | 東京都目黒区下目黒1丁目7番1号 |
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資本金 | 40億円 |
代表者 | 代表取締役社長 山田 圭助 |
事業内容 | 自動認識システムの提案と、ハードウェア、ソフトウェア、及びサプライ製品の販売。 |