2015年09月16日
株式会社サトー
サトーグループの販売会社である株式会社サトーは、自動認識技術を活用した訪日外国人向けの多言語情報提供サービス「InboundWorks MultiLingual」を、10月1日より販売開始いたします。
背景・目的
2015年8月に発表された日本政府観光局の統計によると、今年の1~7月の訪日外国人数は前年同期比47%増の1,105万8,300人(推計)となり、7月単月も191万8,400万人と月間で過去最高を記録しました。訪日外国人の急増に伴い、小売・小売卸業において売り場の商品情報を多言語で提供する必要性が高まっています。
「InboundWorks MultiLingual」は、2次元コードやNFC(※1)を入れた商品シール・POPを外国人がスマートフォンやタブレット端末で読み込むことで、原材料、アレルギーなどの商品情報を多言語(日本語・英語・中国語・韓国語)で取得できるサービスです。
商品シール・POPのデザインから印刷、クラウドソーシングによる多言語翻訳(※2)、スマートフォン用Webページの作成までの包括的なサービスで、訪日外国人に商品情報を提供したい小売・小売卸業のお客さまをサポートします。
また、商品情報の閲覧ログ(日時、商品、表示言語種)の活用により、訪日外国人の購買行動分析にも役立てられます。
当社は、自動認識技術を活用し訪日外国人のお客さまが安心して旅を楽しめるソリューションを提供してまいります。
※1NFC(Near Field Communication):国際標準規格として承認された近距無線離通信の技術です。
※2八楽株式会社が設計・開発した、クラウド型翻訳管理システム「YarakuZen(ヤラクゼン)」を利用しています。
参考資料
「InboundWorks MultiLingual」サービス概要
サプライ提供 | Webページにジャンプさせる2次元コード、NFC入りのシール・ラベル、POPの基材のご提案、デザイン、印刷 |
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商品情報登録 | 2次元コード、NFCへの画像、動画リンクを含む商品情報の登録 |
多言語翻訳 | 日本語・英語・中国語・韓国語に対応したクラウドソーシング翻訳サービスを提供。翻訳データはデータベースに自動的に蓄積され、データの共有・再利用が可能 |
Webページ作成 | 訪日外国人がスマートフォン・タブレット端末で閲覧するWebページの作成。端末言語設定によるWebページの言語自動切り換え、SNS(Twitter, Facebook, LINE, Weibo)リンク機能付き |
ログデータ提供 | 日時、閲覧ページ、端末言語情報の提供 |
株式会社サトー 概要
所在地 | 東京都目黒区下目黒1丁目7番1号 |
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資本金 | 40億円 |
代表者 | 代表取締役社長 山田 圭助 |
事業内容 | 自動認識システムの提案と、ハードウェア、ソフトウェア、およびサプライ製品の販売。 |