国内グループ最大規模のシール・ラベル製造工場を新設

当社グループで、サプライ製品の製造を行うサトーインプレス株式会社は、2015年4月に国内グループにおいて最大規模のシール・ラベル製造工場を千葉県野田市に設立し、5月19日に竣工式を執り行いました。

新工場は、国内向けのシール・ラベル生産拠点として高精細印刷が可能なデジタル印刷機をはじめとした最新の印刷設備を導入し、高い品質基準を設定した環境下で、多色ラベル・ＰＯＰラベル、厚紙、薄手フィルム、可変データ製品等の高付加価値製品を製造します。

また、クリーンルームを併設し、食品やヘルスケア分野向けラベル、防塵が必要な精密機械の製造現場で使用される銘板ラベル等の製造を強化しています。

さらに、世界に先駆けて製版廃液のリサイクルシステムを導入し、環境への対応も進めています。

当社グループは国内に40を超える工場を有し、シール・ラベルの基材の開発からデザイン提案、印刷・加工まで、すべての工程を一貫して行える体制を敷いています。 これまで、バーコードや2次元コード、RFIDなどの自動認識技術を活用し、製造、物流、ヘルスケア、小売、食品加工など、さまざまな現場からの情報を効率的かつ正確に収集し、シール・ラベル製品を介してサプライチェーンの川上から川下まで一気通貫で迅速・正確に送る独自のビジネスモデルを展開してまいりました。

2015年度を起点とした3カ年の中期経営計画では「持続可能な成長力と収益基盤を確立する」という経営目標を達成するため、生産性・品質・コスト競争力をクラス最高レベルに高めベースビジネスを強化することを戦略のひとつとしており、このたびの工場新設もその一環と位置付けています。

サトーインプレス株式会社 概要

新工場 概要