サトーホールディングス、台湾に販売子会社を設立

自動認識ソリューション事業のサトーホールディングス株式会社（本社：東京都目黒区 以下、当社）は、台湾に当社100％出資の販売子会社となるSATO Taiwan Co., Ltd.を設立しました。2017年2月より、営業活動を開始いたします。

当社は台湾において2012年、新興国市場に強みを持つプリンタ製造販売会社であるArgox社を買収し、同国における事業基盤を構築しました。台湾では今後、企業のシステム化が加速すると見られること、また高齢化の急速な進行からも、さまざまな現場の効率化を実現する自動認識ソリューションの需要が一層高まることを見込み、このたびの会社設立に至りました。

新会社では、Argox社や当社グループのアジア各国拠点とも連携し、台湾に進出している日系製造業のお客さまや、現地のヘルスケア、通販、食品・飲料メーカーなど多業種のお客さまに向けて、バーコード / RFIDプリンタやリーダー、ソフトウェア、サプライ（バーコード印字用ラベル等）を組み合わせた自動認識ソリューションを提供してまいります。特に、現地の病院や医療センターなどの医療機関に注力し、医療用リストバンドを中心とした患者誤認防止の用途で2020年のシェア30％獲得を目標に活動してまいります。

当社グループでは、アジア市場を成長期待の高い重要な市場と位置づけており、昨年6月にはインドネシアでラベル製造工場の新設を含む組織再編を行いました。また直近ではフィリピンに販売子会社を設立し、本年より営業を開始するなど、事業拡大のための取り組みを進めています。

SATO Taiwan Co., Ltd. 概要

サトーホールディングス株式会社 概要