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最高技術イノベーション責任者(CTIO)就任のお知らせ

2017年10月12日
サトーホールディングス株式会社

当社は10月10日付けで、鈴木淳(すずき あつし)が最高技術イノベーション責任者(Chief Technology & Innovation Officer)に就任したことをお知らせいたします。CTIOはCEOの直下に新設され、新しい技術の開拓および、サトーのビジネスとの融合を実現して事業化につなげる役割を担います。鈴木のミッションとして、当面は投資セグメントであるインライン・デジタル・プリンティング(IDP)の事業化を加速し、将来の基幹事業として成長させることに注力してまいります。

鈴木は米国MIT(マサチューセッツ工科大学)の工学博士号を持ち、日本・米国それぞれの複数の製造業企業で、35年余りの豊富なビジネス経験を有しています。コニカ株式会社(現コニカミノルタ株式会社)、株式会社神戸製鋼所といった日本企業での経験をはじめ、多くの海外企業(Polaroid Corporation、Brooks Automation等)に勤務し、事業部門責任者や国際チームのマネジメント、買収企業の事業開発等を経験しています。特に、Polaroid社から独立したインクレス・フルカラープリント紙のベンチャー企業(ZINK Imaging社)の副社長として、インクレス印刷の技術開発および事業開発双方の経験を有しており、IDP事業の可能性にも強い期待と情熱を持っています。

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新中期経営計画を達成し、グループとして持続可能な成長力と収益基盤を確立するためには、「エコナノ®」「IDP」からなる素材事業の黒字化が必須です。特にIDP事業の成功のためには、新技術の深い理解および事業化の強力な推進という両面から、海外IDP事業全体をリードするポジションが必要と判断し、このたびのCTIOの新設に至りました。

今後、鈴木は海外IDP事業の責任者として、中期経営計画の達成のため、IDPの早期事業化を進めるとともに、IDP技術を有するサトーグループのDataLase社をはじめとしたグループ各社間の事業シナジーを推進してまいります。

鈴木はこのたびのCTIO就任にあたり、次のように述べています。「私の責務は、サトーグループの提供するソリューションとIDP技術とのシナジーを構築し、早期の収益化を図ることであると認識しています。これまでのキャリアで培った経験とスキルが、今回の業務の遂行に役立つものと確信しています。グループの持続的な成長のため、『あくなき創造』の企業文化にのっとり、時代のニーズにこたえるイノベーションの創出に貢献してまいります。」

サトーホールディングス株式会社 概要

創業 1940年(設立:1951年)
所在地 東京都目黒区下目黒1丁目7番1号
資本金 84億円(2017年3月31日現在)
代表者 代表取締役社長兼CEO 松山一雄
年商 連結1,063億円(2017年3月期)
従業員数 連結5,012名(2017年3月31日現在)

サトーグループについて

サトーグループは、バーコード、2次元コード、RFIDなどを利用した自動認識ソリューションや、それらと新素材事業との融合によるシナジーを追求し、世界90カ国を超えるお客さまに提供します。時代の変化をとらえて自らを変化・進化させてきたサトーは、「自動認識ソリューションで世界ナンバーワンになること」および「変わりゆく社会から必要とされ続け、最も信頼される会社になること」をビジョンに活動しています。あらゆるモノがネットワークにつながり、消費者の価値観も多様化する社会において、サトーはお客さまの現場で人・モノ・情報の「最後の1cm®」を効果的につなぎ、「正確・省力・省資源・安心・環境・感動」という価値を創出してまいります。