2018年10月15日
株式会社サトー
シール・ラベルを含む自動認識ソリューション商品の企画・開発から製造、販売、保守までを手掛ける株式会社サトー(東京都目黒区、社長:小瀧龍太郎、以下サトー)は、世界9つのラベル団体で構成されるグローバル・アソシエーションズ・サミットが主催する「第29回世界ラベルコンテスト」において、2年ぶり2度目となる「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しました。
同賞は、世界ラベルコンテスト全部門の最優秀作品の中から、オフセット、フレキソなど印刷方式5種ごとに最も優れた作品を選ぶものです。サトーはレタープレス部門で受賞しました。
米国イリノイ州ローズモントで9月25日より開催されたラベルおよびパッケージの専門展「ラベルエキスポアメリカ2018」において、同賞の発表および表彰式が行われました。
- 開運大名太巻、恵方巻のシールです。
- デザイン自体の鮮やかさと太巻の力強さを再現するために、通常のプロセスインキではなく、鮮やかな紅インキと高濃度タイプの墨インキを使用し再現しました。
- 色再現をシビアに行うために欠かせない網点の再現性を高めるため、均一かつ安定した印刷圧力を心掛けました。その結果、全体的にイメージ通りの仕上がりとすることができました。
受賞作品を製作した担当者の声
どのような印刷ができれば消費者の方に手に取っていただける仕上がりになるか、事前にオペレータと打ち合わせを行い、また印刷見当を合わせるために版を何度も貼り直しました。印刷精度と消費者の立場に立つことにこだわったことで、今回のような名誉ある賞をいただき、製作者として冥利に尽きる思いです。今後も印刷技術の研さんと消費者に喜ばれるデザインを考え続けられる製造チームとして、全力を尽くしてまいります。
サトーグループは、シール・ラベルの基材開発、原紙の生産から、デザイン提案、印刷・加工まで、すべての工程を一貫して行える体制を敷いています。今後も、お客さまのさまざまなニーズに応えられるよう、印刷技術力、デザイン力の向上に努めてまいります。