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郵船ロジスティクス・サトー・浪速運送3社が協業

-海外調達物流における業務効率化ソリューション-

2018年03月22日
郵船ロジスティクス株式会社
株式会社サトー
浪速運送株式会社

郵船ロジスティクス株式会社(東京都港区 代表取締役社長:水島健二 / 以下「郵船ロジスティクス」)、株式会社サトー(東京都目黒区 代表取締役社長:小瀧龍太郎 / 以下「サトー」)、浪速運送株式会社(大阪府大阪市 代表取締役社長:東宏剛 / 以下「浪速運送」)の3社は、ファッション・アパレルの海外調達物流における業務効率化を実現するソリューションを構築し、2018年春からサービス提供を開始します。

新サービス提供に至った背景

2016年から、郵船ロジスティクスの物流情報可視化システム「Visibility System」と、サトーの梱包情報管理システム「大車輪SaaS」を組み合わせ、お客さまの発注情報や海外工場・倉庫での梱包・出荷情報、国際輸送情報をシステムで連携するサービスを提供しています。バーコードやRFID※1、ハンディスキャナーを利用することで、書類作成やデータ入力作業の削減、貨物とデータ・書類の不整合の未然防止が見込め、作業効率を高めることが可能です。

また、同年末から、お客さまの海外縫製工場で生産された商品を浪速運送のカンボジア国内の検品物流センター(F.D.NANIWA)にて検品・検針、流通加工、店舗仕分けなどを行い、郵船ロジスティクスが国際輸送を担うサービスを提供しています。「Visibility System」にて検品情報と輸送情報を同一システム内で可視化して一元管理ができます。また、お客さまが日本側に設けていた物流センター機能を浪速運送が一括で請け負い、人件費の安い海外生産地に機能移管することで、ローコスト運営を可能にしています。

従来お客さまよりサプライチェーン全体の可視化を進めたい、納入先より直流を求められている、という要望がありました。今回この2つの従来サービスシステムを統合し、作業拠点を浪速運送の現地検品物流センターに集約することで、海外調達物流における業務効率化を実現するソリューションのサービス提供を開始します。

新サービス概要

新サービスでは、海外での検品検針から国内施設納品までサプライチェーン全体の情報をバーコードやRFIDを用いてデータを管理・可視化することにより、データ入力・管理における効率化と省力化を実現します。また、作業拠点を浪速運送の現地検品物流センターに集約することで、海外工場側で新たにラベルプリンターやスキャナーを導入する必要はなく、初期コスト・セットアップ費用を抑えることが可能です。さらに、浪速運送現地検品物流センターにて、店舗別アソートやSCMラベル※2貼り付けをすることにより、直流サービス※3の提供も可能となります。新サービスは、カンボジアから提供を開始し、お客さまのご要望にあわせて、その他東南アジア地域や中国に展開していく予定です。

新サービスのポイント

  1. 1.
    海外での正確な検品検針情報、国際輸送、国内施設納品までの情報をバーコードやRFIDを用いてデータ管理・可視化
  2. 2.
    現地検品物流センターをハブにしたSCMラベル貼付及び店舗別仕分けにより、直流対応可能
  3. 3.
    作業拠点集約により、初期コスト・セットアップにかかる負担が軽減
  • ※1電波を用いてタグのデータを読み書きするシステム。バーコードでは、タグを1枚1枚読み取るのに対し、RFIDでは、タグを複数一気に読み取ることができる。
  • ※2Shipping Carton / Container Marking Labelの略。梱包した商品や納品箱に貼り付ける、バーコードラベルのこと。開梱せずに、梱包箱の内容を把握することができる。
  • ※3海外で検品・検針及び店舗別仕分けを完了させ、日本到着後、在庫型物流センター(DC)を経由せずに、通過型物流センター(TC)に納品した後に各店舗に納品する物流。

株式会社サトー

代表者 代表取締役社長 小瀧 龍太郎
本社 東京都目黒区下目黒1丁目7番1号 ナレッジプラザ
設立 1951年5月
資本金 40億円
事業内容 プリンタ、ハンドラベラー等のハードウェア製品の販売、保守およびサプライ製品の販売