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三菱電機製シーケンサー向け ラベル発行用プログラムの提供開始

生産ラインでのラベル発行機能の実装を簡素化し、自動化を推進

2023年11月20日
株式会社サトー

株式会社サトー(以下、サトー)と三菱電機株式会社(以下、三菱電機)はこのたび、三菱電機のMELSECシーケンサー向け、ラベル自動発行用サンプルプログラムにラインナップを追加し、グローバルに提供を開始いたします。このサンプルプログラムにより、生産ラインでの特定イベントの発生を起点として、サトー製ラベルプリンタに印字コマンドを送信することが可能となり、ラベル発行の自動化を推進します。

シーケンサーとはプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)とも呼ばれ、工場のシーケンス制御システムで使用されるものです。特定の工業プロセスやマシン機能を自動化したり、工程が精巧で要求水準の厳しい生産ライン全体を自動化することで、コストを削減します。電子機器や自動車、化学製品、医薬品、食品や飲料の生産工程でよく使用され、大量生産の現場での生産ラインの安定稼働を支えています。

PLCでRFIDラベルの発行を自動化

このたびサトーと三菱電機は、お客さまがプログラミングに費やす時間を短縮するために、カスタマイズ可能なサンプルプログラムを、日本語に加え、英語、中国語を用意しました。また、RFIDのニーズの高まりに合わせ、RFIDプリンタ用のサンプルプログラムも前述の3言語でリリースいたしました。これにより、処理や組み立て、検査や出荷など、工場でのラベル発行やRFIDラベルの貼り付けを行う際に、シーケンサーからサトー製プリンタへの通信が可能となります。サトーのプリンタ言語「SBPL(SATO barcode printer language)」で書かれたこのサンプルプログラムを使用することで、MELSECシーケンサーは、各種生産工程でラベル発行の自動化をより簡単に行うことができます。

近年、工場ではPCを介さないワークフローのニーズが高まっています。これには、手入力や手入力につきまとうミスを削減したいというお客さまの要望が関係しています。また、ITセキュリティ上のリスク回避やオペレーションの安定性確保の必要性、物理的スペースの不足なども背景にあります。PCが不要となることで、お客さまはソフトウェア管理から解放され、工場でのIT管理の自動化をさらに推し進めることができます。

製造業者はオペレーションを合理化し、可視化する方法を常に模索していますが、シーケンサーなどの産業用自動化装置を追加することで、1日24時間、週7日間の稼働をより高い精度で実現でき、拡張性も高まるため、生産数量の変化への対応や必要時のオペレーションの拡大をより柔軟に行うことができます。

サトーは三菱電機と連携し、部品や完成品の生産現場における各工程の自動化をお手伝いいたします。迅速な配備が可能な、サトーの「Connected & Flexible」をコンセプトとするソリューションにぜひお任せください。

MELSECシーケンサー向けのSBPLサンプルプログラム(日本語、英語、中国語)はこちらからダウンロードいただけます。