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フランスの現地法人が、テンプルマーズのラベル生産施設を拡張

2023年12月28日
サトーホールディングス株式会社

当資料は、2023年11月17日に、欧州子会社SATO Europe Gmbhが発表したニュースリリースの抄訳です。

高品質なラベルを生産するSATO France S.A.S.(以下、サトーフランス)は、フランス国内にあるラベル生産施設を拡張しました。この大規模なプロジェクトは、生産ツールの最適化と同時に「メイド・イン・フランス」の品質を推進し、持続可能で責任ある方法を採用するというサトーフランスのコミットメントの一環として実施しました。サトーフランスのラベル生産においては2009年からの受注量が3倍以上に成長しています。持続的な成長を見据えて生産能力を拡大しており、今回の施設拡大で対応可能な年間生産量はこれまでの1.5倍になりました。

今回の拡張工事では面積450平方メートルの物流倉庫も建設し、原紙の保管と移動がより合理的で効率的になりました。原材料倉庫の近くにラベル生産設備を配置し、完成品の製品倉庫への移動もスムーズな動線としています。原材料の保管や移動のための面積が36パーセント増大し、移動ラックの導入で物流を効率化しました。

また、集約型の廃棄物排出システムの導入により、従業員の労働環境だけでなく生産性も向上しています。環境への影響を軽減する取り組みとして、旧式のガスボイラーをセントラル空調設備に変え、ハイブリッド車用の充電ステーションを2つ設置しました。エネルギー転換へのコミットメントを実行しています。

サトーフランス ゼネラルマネジャー Benoit Gourlayのコメント

今回の工場拡張は当社にとって戦略上の重要なマイルストーンであり、高品質ラベル市場におけるリーディングカンパニーとしての立ち位置をより確かなものにしています。サステナビリティを優先し、フランスでラベル生産の専門知識を駆使しながら責任ある製造を行っていることに誇りを持っています。