サトー、サプライ商品の生産能力を強化タイの新工場が稼働開始｜ニュースルーム

2025年08月06日
株式会社サトー

株式会社サトー（本社：東京都港区、以下「サトー」）は、ラベルを中心としたサプライ商品の生産能力を強化するため、タイの販売・製造子会社であるSATO AUTO-ID（THAILAND）CO., LTD（以下、STC）に新工場を設立し、2025年7月29日より稼働を開始しました。

地域経済と製造業の需要拡大に対応し、STCの生産体制を強化

STCの新工場は、同国における製造業の堅調な需要に加え、今後の経済成長に伴って拡大が見込まれる周辺国の市場ニーズにも対応する生産拠点として稼働いたします。

ラベルやタグなどのサプライ商品は、製品識別、工程・部品管理、物流、食品表示など、製造・流通現場の多様なプロセスを支えるインフラのひとつです。これらを安定的に供給することは、お客さまの業務中断リスクを最小限に抑え、生産性と品質の維持・向上に寄与します。

サトーグループは、サプライ商品の安定供給体制の整備・強化を、持続的な事業成長を支える重要な取り組みの一つと位置づけています。お客さまの必要な時期・数量に応じて商品を確実に届ける供給能力は、サプライチェーン全体の信頼性向上と、継続的な収益基盤の強化につながります。

今回の新工場の稼働により、STCにおけるサプライ商品の売上高は、2030年度までに約50%の増加を見込んでおり、同国とその周辺地域における日系および現地のマニュファクチャリング市場への供給拠点として、グループ全体の事業成長を支える重要な役割を担います。