株式会社海星ムサシ様


荒金 様
営業支援室
役職
山本 様
精肉部
博多阪急支店
店長
導入経緯
百貨店やスーパーマーケットの食品売り場に鮮魚、精肉、惣菜の専門店を展開する株式会社海星ムサシ様。「牛トレーサビリティ法」の対応で国産牛肉の個体識別番号や産地を表示するため、店舗ごとに表示指示書を作成し使用していたとのことです。
しかし、紙製の表示指示書は水に弱く、手書きで手間がかかる上に識別性が低いことが課題となっており見直しを検討されていました。
導入製品


システム概要・構成

Before
- 手書きの表示指示書は識別しづらく、クレームやトラブルの元になっていた
- 使用する表示指示書の枚数が多く、記入に時間がかかり機会損失があった
- 紙製の表示指示書は水分などで破れやすく、異物混入リスクがあった
After
- クラウドで情報管理しているため、店舗での品名のミスがなくなった
- 商品番号だけで表示指示書が発行可能に、余剰時間での接客効率が向上した
- 表示指示書の耐久性が大幅に向上して不安が解消。管理効率が良くなった
お客さまの声
背景・課題
手書きの表示指示書は手間がかかり、異物混入リスクが存在した
荒金氏
当社は「食を通して人々を豊かにしたい」をテーマに百貨店やスーパーマーケットの食品売り場に鮮魚、精肉、惣菜の専門店を、関東から九州地方で出店する食のプロフェッショナル集団です。取り扱っている国産牛肉は、「牛トレーサビリティ法」により個体識別番号や産地を消費者に表示する必要があります。これに紙製の表示指示書を使っていました。冊子状のタイプだったのですが、運用上のロスが多く、手書きで識別しにくいことからトラブルやクレームの元になっていました。

山本氏
現場では消毒用のアルコールを使用しますし、水分も多いので手書きの文字がにじんでしまうことがありました。紙製の表示指示書は肉のドリップや水などを含んで破れたり、劣化したりすることもあります。また店舗で販売する商品が100アイテムあったら100枚書くことになります。繁忙期は更に枚数が多くなることもあり、時間的にも労力的にも大きな負担となっていました。
荒金氏
繁忙期には売り逃しのリスクもありました。なにより以前の表示指示書は濡れて破れてしまい、異物混入の恐れもありました。また、当社の管理部門ではどの店舗にどの個体識別番号の国産牛肉が何kgあるかを入庫時点で把握したり、商品名を管理したりする必要があります。店舗巡回時には加工日や商品番号等に間違いがないかを確認していますが、これらの管理効率の向上も考えていました。
効果・評価
トレーサビリティの作業効率が向上し、販売チャンスロスも軽減
荒金氏
表示指示書の質を向上させ、トレーサビリティ対応を効率化する手法をサトーさんに相談しました。一緒になって改良を重ねるうちに最終的に提案してもらったのが、ラベルを貼る表示指示書をラベルプリンターで発行する方法です。手書きがなくなり、一気に視認性や作業効率が向上しました。基材の耐久性については、事前にサトーさんと検証をした結果、スレや破れに強いものになり不安も解消しました。店舗からも「とても良い」と評判です。
山本氏
店舗では朝に販売の見通しを立て、情報が正確に入力された表示指示書を必要枚数、まとめてプリントできるようになったことで大幅に作業が早くなりました。1時間かかっていた作業が30分になった感覚です。また、商品番号を呼び出して画面に表示される文字を見て確認できるようになったので、お客さまに提供する前に間違いに気づける機会が増えました。スムーズな商品提供が可能になり、接客の質も向上したと感じています。

荒金氏
SATO App Storageを使用して本部で銘柄や商品名を登録して店舗に配信するため、商品番号を入力するだけで商品名も正確に反映できます。同時に入庫管理の効率も向上しています。本部側が入力を間違えない限り、店舗側でも商品名を間違えなることがなくなりました。繁忙期でも先に表示指示書を用意することが楽になり、作業の効率化につながることで販売チャンスロスも軽減できたと考えています。
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