さわやか株式会社様

大城 泰士 様
営業部部長
梶原 英生 様
常務取締役
※写真右から:梶原様、大城様
導入経緯
静岡県内でファミリーレストラン「炭焼きレストランさわやか」を展開しているさわやか株式会社様。食材の使用期限管理に手書きのラベルを使用していましたが、お客さまの増加に伴い、食材ロスや衛生上のリスクなどについて手書きでの運用では限界を感じておられました。これらの課題を解決するにはDX化が必要であると考えた同社では、ラベルプリンターの導入を検討することにしました。
導入製品・システム

Before
- 手作業によるラベル作成に多大な時間や労力を要していた
- ラベルの貼り忘れや記入漏れなどで食材ロスが発生していた
- 旧ラベルは剝がれやすいにもかかわらず、剥がした際、糊が什器に付着することがあった
After
- プリンターで期限日付を自動計算。大幅な工数削減になった
- 管理精度が向上し食材ロスを大幅に削減
- 剥がしやすく、剥がれにくいラベルで、異物混入や什器汚損のリスクを削減
お客さまの声
背景・課題

使用期限ラベルの運用が煩雑で食材ロスや異物混入のリスクを抱えていた
梶原氏:当社は「炭焼きレストランさわやか」を運営している会社です。牛肉100%炭焼きハンバーグを主力商品に、静岡県内で34店舗のファミリーレストランを展開しており、一店舗あたり一日平均500名のお客さまにご来店いただいています。
大城氏:プリンター導入前は店舗に食材を入庫する際、原材料リストと入荷日を突き合わせて使用期限を計算し、手書きでラベルに記入・貼り付けをしていました。平日は1人で30分ほど、週末は2人で1時間ほどかかる作業です。また、食材ごとに異なる使用期限を計算して記入する作業は非常に煩雑で、ラベルへの記入漏れや貼り忘れ、文字が読めないなどの不備が頻発していました。

ラベルに不備があると、使用期限が不明なため衛生面の観点から廃棄していました。ラベル確認は徹底していたので使用期限が不明な食材を使用した料理をお客さまに提供することはありませんでしたが、万が一のことを考えると非常に大きいリスクであると感じていました。
また、以前使用していたラベルは糊に問題がありました。軽く貼ると剥がれ、しっかり貼ると剥がれにくいというものでした。異物混入につながりますし、剥がれないと糊が残り容器や什器を汚損してしまうので、旧ラベルへの不満もありました。
効果・評価

ラベルプリンターとオリジナルラベルの導入でリスクを一気に解消
梶原氏:FLEQVを選んだ決め手は、コンパクトで軽く丈夫で壊れにくいこととタッチパネルなので直感的な操作ができる点です。他にも、SAS(SATO App Storage)で食材マスタを一元管理できることや、365日対応してもらえる保守体制やSOS(SATO Online Services)も選定ポイントの一つでした。
ラベルは弱粘性の糊と剥がしやすいディタック加工を施したフィルム系のオリジナルラベルを開発していただきました。しっかり貼れるのに糊が残らず、剥がしやすく破れにくいと現場では好評です。
大城氏:食材マスタとの連携で、正確な使用期限が印字されたラベルがタイムラグなく出力されるので、貼り忘れや記入漏れが減るだけでなく作業時間も大幅に短縮されました。また、これまでは使用期限が不明な食材は廃棄せざるを得ませんでしたが、期限が正確に把握できるので食材ロスが減り、期限不明な食材を使用した料理をお客さまに提供するリスクも軽減しました。

梶原氏:当社はお客さまに寄り添い、気配りや目配りができる接客を常に目指しています。今回ラベルプリンターの導入により業務効率が向上したことで、接客にあてられる時間が増えました。これまで以上に質の高いサービスをお客さまにご提供し続けていきます。
お客さまプロフィール

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