株式会社サンデリカ様


大田 信行 様
経理本部
部長
柳澤 美那 様
野田事業所
管理課
主任
間島 修 様
取締役
経理本部長
※写真右から:間島様、柳澤様、大田様
導入の経緯
全国規模で調理パンや弁当などを製造・販売するサンデリカ様。製造機械装置の固定資産管理を目的とした棚卸しの効率や精度を向上させるために、「目視」や「紙台帳への手書き」作業の見直しをされていました。
導入システム

RFID対応プリンター CL4NX-J Plus

RFIDタグ・ラベル

RFIDリーダー RFD8500
Before
- 約550種類の機械の品番・名称を、一台ずつ目で確認して回っていた
- 目視した約550種類の機器を台帳から探し出し、手書きで記録していた
- 棚卸し作業には膨大な時間がかかり、確認ミスも発生していた
After
- RFIDリーダーを棚卸しする機械の付近からかざせば、一瞬で認識・読み取り
- 読み取った情報を、タブレット端末へ自動で蓄積・データ化
- 確認・報告ミスが無くなり、資産管理の精度が大幅に向上
動画によるご紹介
導入イメージ

お客さまの声
広い工場内で、一台ずつ機械を見て歩き、手書きで記帳

間島氏
当社では「安定品質」と「おいしさ」を信条に、全国29の生産拠点で調理パンや弁当、惣菜などを製造。山崎製パンのグループ力を活かして、幅広いお取引先さまへお届けしています。関東は主力の市場であり、ここ野田も主力事業所のひとつになっております。

大田氏
当事業所では、約550種類の機械装置を固定資産管理しています。年1回の棚卸しでは担当者が事業所内を巡り、各機械の番号と品名を目で確認して紙の台帳に記入していました。しかし記入欄や用紙の順番が、巡回していく順番と一致していないこと。そして、移動が可能な機械はその時々で所在を探し回ることがあり、とても効率の悪い棚卸し作業でした。
柳澤氏
当事業所では2人がかりで、1週間以上かけて棚卸しを実施していました。
完全にアナログで、少なく見積もっても5時間×7日×2人=延べ70時間を費やしていた計算です。棚卸しは生産ラインが稼働していない時間帯でなければできません。そして私も本来の経理業務がありますので合間を縫って進めるしかなく、その月だけ私の残業は10時間ほど増えていました。
RFIDリーダーをかざせば、一瞬で対象物を認識・データ化

大田氏
棚卸し作業を効率化しようと資産管理システムの導入を決め、連動する仕組みをサトーさんへご相談しました。当初は二次元コード読み取り方式を検討していましたが、より高速で簡単な方式としてご紹介いただいたのが、RFIDです。RFIDなら対応リーダーを機械へかざすだけで、一瞬にして読み取りが完了。テストでは、人の目視と手書きによる記録より100倍速く感じられ、導入を即決しました。その後、読み取り精度や耐水性など、現場環境に適したラベル素材の提案もいただき、現在※4つの事業所で導入を完了しています。
※2023年3月現在
柳澤氏
RFIDを活用した棚卸しは、本当にスピーディーです。RFIDリーダーを対象機械へ向けて、ボタンを押すだけ。2~3mの範囲内にあるRFIDタグ・ラベルを一瞬で読み取り資産状況がデータ化されるため、数日かけていた棚卸し作業が半日で終わるようになりました。

間島氏
会計上正確な資産管理は重要なため、その信憑性が上がりました。目視による確認・報告はミスが起き得ます。しかし、RFIDタグ・ラベルを機械で読み取る作業だと、ミスが起きる可能性を大きく減らせます。棚卸しの精度が向上したことが一番の価値かもしれません。
費用対効果は抜群、全事業所へ導入予定

間島氏
間違いなくコストに見合いそれ以上の効果もあると判断し、全事業所で導入を予定しています。我々は結果を検証して次にどうするかではなく、いま起きている状況を見てすばやく対応することを重視する会社です。そこでRFIDタグ・ラベルを活用し、作業スタッフの配置状況をタイムリーに把握できるシステムの構築も計画。人材の有効活用におけるソリューションとしても、RFIDにはさらなる期待をしています。
お客さまプロフィール
株式会社サンデリカ(山崎製パングループ)
- 事業内容
-
- 調理パンの製造および販売
- 米飯類の製造および販売
- 惣菜類の製造および販売
- パン、菓子類の製造および販売
- 従業員数
- 7,022名(2022年12月現在)
関連リンク
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