海外で人気が高まる日本製の加工食品。輸出時の内容表示ラベルの貼り付けの作業で、手作業の限界や人手不足に悩んでいませんか?
昨今、インスタント麺やお菓子、調味料など、日本製の加工食品が海外で人気を博していますが、海外に輸出する際には、内容表示を輸出先国の言語に変更する必要があります。
メーカーが輸出用パッケージで商品を製造する場合もありますが、物流段階で国内用パッケージに輸出国の言語の内容表示ラベルを貼り付けるケースも多く見受けられます。後者の輸出加工食品へのラベル貼り付け作業は多くの場合、倉庫で人による手作業で行われています。
このような加工食品の流通の現場で、今起きている課題と解決策を探ります。
Before
- 輸出単位での受注のため、大量の受注があった際には人手が足りず、人を確保するにもコストがかかる
- 加工食品のパッケージ形状はさまざま。自動化はあきらめている
After
- 自動貼り付けにより、少ない人数でスピーディーに作業ができる
- さまざまな形状のパッケージに対応
よくある課題
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課題その1輸出単位での受注で、受注数もケースバイケース。計画的な作業準備が困難なため、毎回対応に四苦八苦…。
加工食品を輸出する際の内容表示ラベルの貼り付けは、輸出単位での受注となるため、1週間単位で毎週決まった曜日に受注数が決まるケースが多く、また、その数もまちまちです。数千個のときもあれば、数万個のときもあるという予測が困難な状況で、そのため、事前準備が難しく、大量の受注があった際には夜までラベル貼り付け作業を行い、どうにか納期に間に合わせる、といったことも発生しているのが実状です。
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課題その2作業はすべて人の手で行うため、作業スピードとクオリティが不安定…。
まずは商品が入った段ボール箱を開けて商品を取り出し、一つ一つの商品に、向きを合わせてラベルを貼り付け、そして、元の段ボールに詰め直す、というのが内容表示ラベル貼り付けの一連の作業になります。
この工程を人海戦術で行うときに、まず問題になるのが、作業者の熟練度による作業スピードの差です。人によるラベル貼り付けの速さは一人1時間当たり300~500枚と言われ、作業者による差が大きく、作業完了までに必要な時間の予測が難しくなります。また、作業者により、ラベルが斜めに貼られたり、貼付位置がズレたりという作業精度に差が出るため、クオリティを一定に保つことも難しくなります。そうなると「良い人材を集めて効率的に作業をこなしたい」というのが経営者や責任者の本音になりますが、そこには社会的問題となっている“人手不足”という大きな壁が存在します。 -
課題その3慢性的な人手不足…。費用対効果を犠牲にしてまで派遣で人員を補うことに…。
輸出加工食品の流通現場では「輸出」という特性上、作業現場が港湾地域や郊外でアクセスが良くないことが人材を集める上での障壁となり、人手不足は深刻な問題となっています。
人を確保するために作業者の時給を上げる、それでも集まらなければ人材派遣会社に依頼して人員を確保する、こういった方法をとっているため、人件費はどんどん膨らみ、作業に見合った以上の費用がかかるという状況になっています。
また、場合によっては作業人員の確保のために社内スタッフをかき集めて対応するので、社内の他の業務にも支障が出てしまうという声も聞きます。 -
課題その4加工食品のパッケージ形状はさまざま。 だから、自動化はあきらめている…。
人海戦術が限界となれば、機械による自動化を図りたいところですが、加工食品の形状は、例えば袋に入ったお菓子、チューブ詰めの調味料、カップ麺や袋麺などさまざまで、さらに現場で扱う商品は季節や流行などに左右され、常に入れ替わるため、それぞれの商品に合ったラベル貼付機を導入するのは現実的ではありません。
こういったことから自動化をあきらめている企業が多く、現場からは「さまざまな形状の商品に対応できるラベル貼付機はないのか?」という声が多く聞かれます。
サトーが解決します。
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- 自動貼り付けにより、少ない人数でスピーディーに作業ができる
毎時最大3,600枚(60枚 / 分)の安定した作業で、手作業によるスピードとクオリティのバラつきを解消し、人によるラベル貼り付けと比較して、大幅な高速化が可能です。商品をコンベヤに乗せるだけの簡単な作業で、経験の浅い作業者でも運用が可能です。
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- さまざまな形状のパッケージに対応
コンベヤに乗せた商品をカメラで読み取り、ロボットが登録された箇所へラベルを貼り付けます。事前に登録した商品のJANコードをスキャンするだけで、対象商品を簡単に切り替えることが可能です。
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