サーキュラーエコノミーとは

サーキュラーエコノミーは、製品やサービスの生産段階からリサイクルや再利用を前提に設計し、新たな資源の使用や消費を最小限に抑え、既存の資源の価値を最大化する経済システムです。
サトーは自動認識技術を活用し、廃棄物に情報をひも付け(タギング)、SDGsやデジタル製品パスポート、バッテリー規則、ELV指令など欧州規制へ対応し、サーキュラーエコノミーの実現に向けた課題解決を支援します。
- 資源の可視化とトレーサビリティの確立
- 製品に付与されたIDを通じて、資源の流れを可視化し、効率的な再利用を支援します。
- 廃棄物の減少
- 動脈産業、静脈産業を含む製品のライフサイクル全体を追跡することで、無駄な廃棄を削減し、資源の有効活用を推進します。
- 環境負荷の軽減
- サーキュラーエコノミーの原則に基づき、製品の再利用とリサイクルを促進し、環境への負荷を最小限に抑えます。
サトーのソリューション
- 再資源化
Trace eye Circular Economy

資源循環の各処理における現場の一次データを取得し関連付けることで、再生資源の品質担保、マニフェストの順守、温室効果ガス(GHG)排出量の把握をはじめとした、非財務データへの活用に貢献。
- 回収
AI画像認識による廃棄物充填量の可視化

廃棄物を再生材として活かすための回収・保管・分別・運搬の最適化と、処理工場に搬入後、廃棄物から再生材を生産する処理工程の最適化の両面を図り、不安定、不定量の廃棄物から、安定、定量、品質の担保された再生材の活用を促進。
- 解体・選別
リコー樹脂判別ハンディセンサー

樹脂判別ハンディセンサーの判別結果をラベル印刷し、対象物に貼り付けることで、現場での情報とモノの一致を図り、正確な材料管理とトレーサビリティの向上に貢献。
- 回収ー解体・選別間
リチウムイオン電池のトレーサビリティ

電気自動車(EV)の需要と合わせて急増している使用済みリチウムイオン電池のリサイクル過程をトレースし、システム上で可視化。リサイクル資源の生産量予測などの実現を目指す。
サトーが取り組む主なサーキュラーエコノミー活動
リチウムイオン電池のリサイクル

プリンターで使用したバッテリー(小型充電式電池)のリサイクルを実施しています。
サトーの活動の沿革
2007年 | プリンターリサイクルプログラムを開始 |
---|---|
2023年11月 | ナカダイホールディングスとサーキュラーエコノミーの実現に向けてPoC実施 |
2024年2月 | 資源循環の次世代モデル実現に向けた「第1回CPQサミット」にサトーが登壇 |
2024年10月 | 東京都の「サーキュラー・エコノミーへの移行推進」1号案件としてマイボトル利用促進プロジェクトが採択 |
2024年12月 | エンビプロとリチウムイオン電池リサイクル過程の情報化の実証成功 能登半島震災の復興支援として「のと古材レスキュープロジェクト」に参画 |
サーキュラーエコノミー関連参画団体
東京・田町ショールーム(S-cube)のご案内

東京・田町ショールーム(S-cube)では、サーキュラーエコノミーに関する展示をはじめ、製造業からヘルスケア領域まで豊富なソリューションや技術を展示しています。
RFIDや位置測位など、自動認識技術を最大限に活用したデモンストレーションや最新技術をご体験いただけます。
※ショールームは事前予約制です
サーキュラーエコノミーCube
サーキュラーエコノミーに関する各種ソリューションを常設展示しております。ぜひご来場ください。
樹脂判別ハンディセンサーによる廃棄物選別の高度化

廃棄物回収Boxの可視化




お問い合わせ
サトーのソリューションの詳細や実証実験のご検討、ご導入に関するご相談などお気軽にお問い合わせください。
サーキュラーエコノミーに関するお問い合わせ
受付時間24時間365日