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サトー、トレーサビリティーの構築に向けて製造現場のモノの動きを一元管理

~クラウド版の提供により、早期の初期導入を可能にして、費用も低減~

2023年03月20日
株式会社サトー

株式会社サトー(本社:東京都港区、代表取締役社長:小沼 宏行)は、トレーサビリティーの構築に向けて、製造業の現場業務支援を目的としたトレーサビリティー・ソリューション「Trace eye®シリーズ」にクラウド対応版を新たに追加して、3月20日より提供を開始します。

多くの製造業では、原材料や製品の管理を工場毎のシステムで行い、全体の情報が一元管理されていないという課題があります。現場作業者の人手によるアナログ的なデータ収集や入力では効率が悪く、上位システムへのデータの反映が遅れるという問題も生じています。このような課題に対し、サトーは、2004年から原材料の入荷から製造、出荷まで、工場内のモノの動きを管理し、現場作業の効率化やトレーサビリティーの構築に役立つ「Trace eye®シリーズ」を提供してきました。累計100システム以上の導入実績があります。製造業のDX化にも対応しながら製造現場の支援により、生産管理システムや製造実行システムと連携して補完することによって、生産プロセスの全体の最適化を図ることができる点が特長です。

このたび提供を開始するクラウド対応版は、食品製造業向けの「FOOD-Pro」と化成品製造向けの「Material-Pro」です。バーコードやQRコード※1、RFIDなどの運用に適したさまざまな自動認識技術の利用により、現場の作業の効率化と品質向上を支援します。また、お客さまの状況に応じて細かなニーズに柔軟に対応できるテンプレート型パッケージのため、機能別のモジュールを段階的に導入できます。

クラウド版は複数の工場や拠点間をつなぎ、自社工場内だけでなく取引先や海外工場や外部倉庫など拠点をシームレスに連携し、一連のモノの動きを一元管理します。また、システムの初期導入を早期に可能として費用も低減でき、運用時の保守・管理の工数や費用も削減できます。同シリーズの導入により、①作業の平準化、効率化、②原材料/製品の管理精度向上、③トレーサビリティーの強化により、メーカーとして安心と信頼の向上の効果が期待できます。

Trace eye®シリーズは、販売価格が月額3万5千円~※2で、今回提供するソリューション「FOOD-Pro」と「Material-Pro」合わせて2025年度までに50社の導入を目標に提供していきます。

  • ※1「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  • ※2Trace eyeシリーズの月額料金になります。プリンタ等の機器についての費用は含まれていません。

参考資料

クラウド対応版の特長

Trace eye®シリーズのFOOD-Pro/Material-Proは、食品や化学業界をはじめ製造業向けのトレーサビリティーの構築に向けて、原材料の入荷~在庫~計量・投入~出荷までをトータルにサポートします。

  1. 利用シーン応じた機能のモジュールを個別に導入可能※モジュール:原材料管理、製造管理、タギング(ラベル貼り付け)
  2. クラウドプラットフォームにより各拠点の在庫状況などを可視化、データの利活用
  3. マルチデバイスに対応し、さまざまな自動認識技術も活用可能
  4. グローバルモデル・多言語対応により、各利用ユーザ別に言語を選択して利用可能
<図:新サービスのメリット>

食品業界向けのFOOD-Pro

食品製造工程をトータル管理。自社工場だけでなく、取引先、海外工場、外部倉庫、さまざまな拠点をシームレスにつなぎ、食の安心・安全を支援します。

化成品業界向けのMaterial-Pro

自社工場だけでなく、取引先、海外工場、外部倉庫、さまざまな拠点をシームレスにつなぎ、情報管理の正確性向上と業務効率化をサポートします。

その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。