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社長兼グループCEO就任のご挨拶

2023年04月03日
サトーホールディングス株式会社

平素より、私どもサトーグループをお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
このたび、4月1日にサトーホールディングス株式会社 代表取締役社長兼CEOに就任いたしました、小沼 宏行(こぬま ひろゆき)でございます。

サトーグループは、バーコードやRFID等の自動認識技術を活用し、人やモノと情報をひも付けする「タギング」を通して、業務の生産性を高めるソリューションを提供しています。

1962年の値札貼り付け機・ハンドラベラーの発売以降、バーコードや2次元コード、そしてRFIDや位置測位の技術など、時代の変化に合わせたタギングの手法を用いて、一貫してお客さまの現場の情報化に携わってきました。タギングは机上で考えるだけではできません。なぜならタギングをする対象物の材質や形状に合ったタグの選び方や付け方、現場の運用にあわせた情報の読み取り方、集めた情報をシステムにつなげるタイミングなどを考慮する必要があるからです。小売、製造、食品、物流、医療など、お客さまの現場と運用を深く理解した上で、プリンタやラベル商品、技術やサービスを組み合わせ最適なソリューションをご提供できることが私たちの強みです。

人手不足、食や医療の安心、環境保全など、世界規模の課題が顕在化する中で、個々のお客さまの課題解決の集積が、業界ひいては社会全体の課題解決につながると考えています。昨今の技術革新により、タギングで情報化できるデータの種類も、モノの“属性”からモノの“位置や状態”にまで広がってきました。市場、業界ごとのお客さまの現場に対する深い理解とタギング手法の知見を付加価値の源泉に、変わりゆく社会から必要とされ続ける企業グループとなることをめざしてまいります。

サトーグループには、「変化をよろこぶ心」というエスプリがあります。現状維持ではなく、時代とともに変化をし、自ら変化の風を起こして適応していくという考え方です。2040年に迎える創業100周年を見据え、一人一人の社員が自ら考え行動し、イノベーションを繰り返し起こし続ける集団となることをめざします。そのためにも、これまで以上に変化や挑戦が歓迎され、社員が働きがいを感じられる風土創りを実行してまいります。

今後も、サトーグループに対し、皆さまのご愛顧とご指導を賜りますよう、心よりよろしくお願い申し上げます。

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