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4社で一般社団法人「J-ECOL」設立

使用済みラベル剥離紙がリサイクルされる循環型社会をめざす

2023年06月23日
サトーホールディングス株式会社

株式会社サトー(本社:東京都港区、以下、サトー)は、王子タック株式会社(本社:東京都中央区、以下、王子タック)、大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、以下、大阪シーリング印刷)、リンテック株式会社(本社:東京都板橋区、以下、リンテック)と、シール・ラベル業界における資源循環モデルの構築とその普及促進の目的の下、2023年5月末に一般社団法人ラベル循環協会「J-ECOL(Japan Earth Conscious Labeling Association)以下、J-ECOL」を設立いたしました。

J-ECOLのロゴマーク
循環リサイクルモデル構想

設立の背景

食品の期限表示ラベルや、宅配便の送り状ラベルなど、シール・ラベルは必要な情報を安価に伝える手段として私たちの生活に欠かせない存在です。しかしラベルの粘着部分を保護する用紙(剥離紙)は、使用後は不要となる一方で、構造上、製紙原料として使い難く、多くのものが資源として有効利用できていない状況です。循環型経済に移行する中、安価で便利なシール・ラベルを持続可能な社会でもご使用いただけるよう資源の有効活用を推進し、環境負荷低減に寄与することを目的とします。

活動の内容

この課題認識を共有する4社(サトー、王子タック、大阪シーリング印刷、リンテック)は、業界課題とし、バリューチェーン(調達・製造・販売・回収)に関わる全ての企業が一体となった資源循環モデルの構築に向けて、企業の枠を超え取り組みます。
具体的には、使用済み剥離紙の提供企業(エンドユーザー)とリサイクル企業を仲介し、資源循環のサポートをいたします。そのための分科会活動として普及分科会と技術分科会を予定し、普及分科会では加盟企業様と共に剥離紙の資源化を推進し、技術分科会では再生しやすい剥離紙の検討、剥離紙から取り出した再生パルプの利活用提案、将来的には、使用済み剥離紙を再び剥離紙に戻す水平リサイクルの検討を行ってまいります。

参考資料

一般社団法人ラベル循環協会(J-ECOL)の主な活動内容

  1. (1)
    使用済み剥離紙の再生資源化、普及促進
    • 分別ガイドラインの策定、会員による分別周知活動
    • 使用済み剥離紙リサイクルの相談、リサイクル企業とラベルユーザー企業のマッチング
  2. (2)
    リサイクル技術確立の支援
    • 再生しやすい剥離紙の設計、再生を促すための補助
  3. (3)
    リサイクル状況の可視化・情報発信
    • 環境負荷の可視化、普及活動の進捗に関する情報発信

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