2023年11月22日
株式会社サトー
DX通信株式会社
株式会社サトー(本社:東京都港区、代表取締役社長:笹原 美徳、以下「サトー」)と、地域DXの推進に取り組むベンチャーDX通信株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:杉本聡、以下「DX通信」)は、デジタル技術を活用した地域創生の支援において、屋内外を広範囲にカバーする「広域高速Wi-Fi網」(Wi-Fi6※)の構築と地域DX化の推進に向けて販売パートナー契約を締結しました。
背景
地方を中心に、人口減少・少子高齢化、過疎化、東京圏への一極集中による地域産業の空洞化といった課題に直面しています。こうした課題を解決する上で、地方自治体による通信インフラの整備や行政のデジタル基盤整備の必要性が高まっています。また総務省推進の「デジタル田園都市国家構想」実現に向けて、デジタル技術を活用した地域の課題解決に向けた効果的な支援が求められています。
両社の協力と役割
サトーとDX通信は、地方自治体のDX化ニーズに対応し、課題解決に向けた有効な製品・サービスの提供において相互に協力し、地域事業の活性化を支援していきます。DX通信は、今後普及が期待されるWi-Fi6G(第6世代)を採用した、広域高速Wi-Fi通信網を提供しています。従来のWi-Fi5Gは屋内中心でしたが、屋外へ受信エリアを拡大し、高速で安定した広域Wi-Fi環境を安価なコストで構築できるため人口の少ない市町村向けにも適しており、地域DX化の推進に向けて、観光や防災、子育て支援などでの活用が期待されています。
サトーは、地域創生への取り組みとして、内需型の経済循環と地域事業の活性化を支援する各種サービスを提供しています。クラウド型ポイントシステム「SMART POICA」(スマートポイカ)は、カード媒体とスマートフォンアプリが併用でき、広い世代で活用可能なポイントシステムが構築できるため、デジタル地域通貨の流通促進をサポートします。
今後の展開
両社は全国の地域DX化のニーズに対応して、地域社会の課題解決に取り組むDX通信と、地域活性化および、まちの価値創造を推進するサトーが連携を強化していきます。またデジタル田園都市国家構想の実現に向けた課題解決にも両社が積極的に協力して支援していきます。
- ※Wi-Fi 6:第6世代の最新のWi-Fi規格。規格名はIEEE 802.11axで最大通信速度は9.6Gbps。
- ※Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
- ※その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
関連情報
「Wi-Fi 6」の特長
- 高速
- 混雑に強い
- 省エネ
「Wi-Fi6」は2019年9月に提供開始した最新のWi-Fi規格で、規格名は「IEEE 802.11ax」。従来の規格と比較して最大通信速度が9.6Gbpsと約1.4倍速い。高速なネットワーク環境を構築可能で、回線の混雑にも強く、複数の機器を同時に接続しても負担なく通信できることが特徴です。さらにTWT(Target Wake Time)という技術により端末の消費電力を抑えることができます。
クラウド型ポイントシステム SMART POICA(スマートポイカ)について
- クラウド型で安価に導入が可能
- モバイル端末でどんなシーンにも対応
- 誰でも使いやすい簡単サービス
詳しくは、下記URLをご参照ください。
https://www.sato.co.jp/products/card/smart_poica/#tab_01
株式会社サトー 概要
所在地 | 東京都港区芝浦3丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN |
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代表者 | 代表取締役社長 笹原 美徳 |
資本金 | 40億円 |
事業内容 | 自動認識ソリューション商品(プリンタ、ソフトウェア、シール・ラベル、ハンドラベラー等)の市場調査、企画・開発、設計、製造、販売、保守および販売促進ソリューションの販売 |
DX通信株式会社 概要
所在地 | 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 日鉄日本橋ビル 3階 |
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代表者 | 代表取締役 杉本 聡 |
資本金 | 155,710千円 |
事業内容 | 広域Wi-Fiネットワークインフラを利活用したDX化支援 |