アグナス株式会社様


アグナス株式会社
野村 三津男 様
横浜営業部
駐車場営業部
吉田 武司 様
営業課長
相澤 幸一 様
駐車場営業部
- ※写真左から:野村様、吉田様、相澤様
- ※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
導入システム

SCeaTa(シータ)CT4-LXの活用効果
- セキュリティの強化
- PCレスで省スペースを実現
- 管理業務のシステム化
- メンテナンス性が向上
- Webで簡単申し込み
- 安定した運用が可能に
- 感染リスク低減
Before
- 駐輪場の管理運営に時間・人的コストがかかる
- 料金徴収や月極契約の更新作業に労力を要する
- 駐輪ラベルの記載情報が手書きのため、複製される可能性がある
After
- 無人化により管理運営の時間・人的コストを削減
- Web決済とQRコード配信での発券システムで現場作業を効率化
- 会員番号、使用期間などの情報は全て印字され複製を防止
お客さまの声
PCレスのスタンドアロンで駐輪ラベルを発行
駐輪場管理の無人化、ユーザーの利便性が向上
自走式立体駐車場の企画から設計施工、駐車場・駐輪場の運営管理までを展開するアグナス様は、1現場1事業という形をポリシーとして駐輪場の運営に取り組まれています。同社は月極駐輪場の無人化とユーザーの契約・管理の自動化を実現すべく、自社オリジナルシステムを作るため、PCレスでの駐輪ラベル発行を可能にする『SCeaTa(シータ)CT4-LX』を導入されました。

駐輪ラベルの発行・更新、パスカードの郵送など、人件費・時間コストが駐輪場の管理運営の課題
アグナス様が運営されている駐輪場は時間貸しが90%以上、残りの約10%が月極です。「月極の駐輪場では契約者への駐輪ラベルの発行や更新、パスカードの申込・発行といった業務があり、人と機械を併用するのが今までの形でした」と吉田氏は言います。駐輪場の無人化を進める上で、課題となったのが、その有人での契約者の駐輪ラベルの発行・更新と、パスカードの郵送による人件費・作業時間コストでした。例えばパスカードは、用紙で申込書に記入するかネットで申し込む方法がありますが、結局、パスカードを郵送する必要があります。1人に対して1カードなので、月極め箇所300人の契約であれば300人分作業が必要ということになり、管理側としても人件費や作業が増えてしまう。この状況を改善しようと、アグナス様は自社オリジナルの駐輪ラベル発行システムの開発に至ります。

QRコードをかざすだけで全てが記載されたラベルを発行。セキュリティ機能や利用者の利便性が向上し、コストも大幅削減
申し込みと支払いをWebで行い、現場で駐輪ラベルの発行だけを行う自社オリジナルのシステムを作るにあたり、小型で使い勝手が良く、Webシステムと相性の良いプリンタを探していたところ出会ったのが、サトーの『SCeaTa(シータ)CT4-LX』でした。
アグナス様のシステムは、Web上で申し込みから決済まで行うとQRコードが発行され、現場でQRコードをかざして駐輪ラベルを発行するというもの。「シータにSATO AEP(Application Enabled Printing)機能を組み込むことで独自のアプリケーションを構築でき、PCレスで駐輪ラベルを発行することができる。そこに魅力を感じ、今回導入する一番のきっかけになりました。これまでは、会員番号や月日を手書きで記載した定形のラベルを手渡す形でしたが、導入後は会員番号や契約の日別も自動で印刷でき、利用者ごとに現場でラベルを発行する形になりました」と吉田氏は言います。さらに、シータには発行枚数管理や複製防止といったセキュリティ機能も組み込まれており、駐輪場利用者の利便性が向上し、管理側の人件費や作業時間の大幅削減を実現しています。

事業を展開する上で、Webシステムとプリンタの両方を相談できるサトーの存在は心強かった
導入に際しては「Webシステムを初めて開発して、プリンタも初めて使うという全て初めてづくし。サトーの担当者には何度か来ていただき、話をうかがいながら一緒に開発していくような形を取らせていただきました。この事業を展開する上で、Webシステムとプリンタの両方を相談できるサトーの存在は心強かった」と吉田氏は言います。「サポート面でも、基本的には電話で答えていただけることはすぐ答えていただけますし、現場で問題が発生すればすぐ営業やシステムの担当者が対応してくださる。実際、社内でテストしても現場でうまくいかないこともありましたが、すぐ対応していただいたので助かりました」。
SCeaTa(シータ)CT4-LX搭載の自社オリジナルシステムで、小規模駐輪場の管理運営を可能に
また、月極駐輪場を開設する際、「これまでは300台以上を収容できる市営の駐輪場のような規模ではないと採算ベースが合わず、小規模な案件はお断りせざるを得ない状況でした。しかし、100人以下でもしっかり管理ができ、月極無人駐輪場として運用することができたのはシータ導入の大きな効果の一つ」と吉田氏は言います。
「都心から離れた沿線の駅前などは有人の駐輪場がまだ多くあり、管理者の高齢化も進んでいるので、そのようなところでシータを搭載した自社オリジナルシステムを運用できればと考えています」。
あらゆる決済方法を可能にする新たなシステムを構築し、幅広いお客様に利用いただける駐輪場を目指す
「今は月極駐輪場のみの運用ですが、1日1回限りの時間貸し駐輪場でも併用していくためには、クレジット決済やキャリア決済しかできない中で、これからはQR決済やカードを持ってない、スマホを持ってないというお客さまにも対応した決済方法も網羅していく必要があります。今回のシステムと同様にシステム構築等のご提案やご協力をいただきながら、幅広いお客さまに使っていただけるようなより良い駐輪場を目指して行きたいと考えています」とサトーにも期待を寄せています。
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