相鉄ローゼン株式会社様

竹内 様
経営管理本部
DX・ICT推進部
アシスタントマネージャー
後藤 様
執行役員
鈴木 様
マネージャー
※写真左から:竹内様、後藤様、鈴木様
導入経緯
神奈川県を中心にスーパーマーケットを展開する相鉄ローゼン様。新鮮な食料品の販売などを通じて、地域の人々のゆたかな生活づくりに貢献しています。ハンディターミナルの更新を機に、値引きラベル発行オペレーションの効率改善や、将来のフルセルフレジ導入に向けた課題解決への取り組みを開始し、既存のPOSシステムと連携可能な新たな値引きラベル発行システムの導入を検討されることになりました。
導入製品・システム

Before
- 値引きラベル発行方法がデジタルとアナログで混在していた
- 元売価と税率は手入力のためヒューマンエラーが発生した
- フルセルフレジ導入には値引きラベルのバーコード化が必須だった
After
- モバイルプリンター+卓上プリンターの併用で作業効率が大幅に向上
- 元売価と税率を自動取得。ヒューマンエラーはゼロに
- フルセルフレジ導入に向け、固定情報シールをなくしたシステムを確立
お客さまの声
背景・課題

DX・ICT推進部
鈴木 様
店内端末の更新を機に、値引きラベル発行業務の改善とDX推進を検討
鈴木氏:当社は「ゆたかな生活へのかけ橋」という理念のもとに、スーパーマーケット業を基幹事業として地域密着型の経営を展開しており、お客様の健康で快適な生活に貢献するため、さまざまな取り組みに挑戦しています。
今回、DX化推進を検討したきっかけは、一部店舗で使用しているハンディターミナルが老朽化のため更新時期を迎えたことでした。これを機にフルセルフレジの導入に繋げる取り組みを開始するのですが、まず目を付けたのが、以前から課題となっていた、値引きラベルの発行業務の改善です。
この業務には主に3つの課題がありました。1つは、卓上プリンターでの値引きラベルの発行と、手貼りによる方法が混在していたこと。2つ目は、卓上プリンターで発行するときの元売価と税率の入力ミス。3つ目はフルセルフレジの導入を見据えたとき、値引きに対応できるレジの仕組み作りが必要だということでした。

これらの課題を加味し、ハンディターミナルのPOS連携や値引きラベル発行の機能を端末に載せることを構想しました。1つの端末で発注から値引きラベルの発行とマルチに業務を行なえることで効率化を図ることができ、省力化が実現できると考えたからです。人手不足が深刻化する中、作業効率の向上とヒューマンエラーの排除は急務でした。
効果・評価

既存資産を活かしPOS連携を実現。DX化により作業効率が飛躍的に向上
鈴木氏:ハンディターミナルで、既存のPOSシステムと連携し元売価や税率の自動取得ができないか。さらに発注業務もでき、値引きラベル発行機能も持たせたいとの希望があり、現行の卓上プリンターでお世話になっているサトー様に相談する運びとなりました。
結果、POSのデータベースに接続可能なFLEQV統合アプリケーションをAndroid搭載のハンディターミナルに移植することで、POSと連携しての元売価や税率の自動取得や値引きラベル発行機能の利用が可能となりました。また、「値引割引マーク」のみ表示できるなど、画面のカスタマイズにも対応してくれました。

導入後すぐに効果は現れました。元売価や税率は自動取得なので、入力時のヒューマンエラーはゼロに。クラウドで情報管理をしているため品名のミスもなくなりました。他にも、陳列棚によって卓上プリンターとハンディターミナルを使い分けて値引き作業が行えるようになったため、作業工数を大幅に削減することができ、接客サービスに割ける時間が増えたと思います。
今後は、レジオペレーションの簡素化を実現させ、人材確保が難しい中でも効率的な店舗運営が実現できると期待しています。フルセルフレジ導入の実現へ向け第一歩を踏み出せたと実感しています。
お客さまプロフィール

- 事業内容
- 食料品、衣料品、家庭用品等の販売
- 従業員数
- 2,228名(2024年3月31日現在)
撮影店舗紹介
そうてつローゼン 品川南大井店
東京23区内1号店
京急線「立会川」駅より徒歩7分
JR「大森」駅より徒歩13分
「ニチイホーム南大井」1F
関連リンク
導入事例に関するお問い合わせ
お客さまヘルプデスク24時間365日