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モバイルラベルプリンターを使用するメリットは?屋外や耐久性が求められる過酷な現場での活用例と選び方のポイント

ラベルプリンターの設置場所が固定されていると、貼り付け作業を複数の現場で行う場合、プリンターと商品の間を何度も行き来する必要があるため手間と時間がかかります。このような悩みを解決するのが、持ち運びやすさに優れたモバイルラベルプリンターです。

この記事では、モバイルラベルプリンターを使用するメリットや活用例、選び方のポイントなどをご紹介します。

1.持ち運びできるラベルプリンターのメリット

場所を問わず持ち運んで使用できるラベルプリンターには、さまざまなメリットがあります。ここでは、主なメリットをご紹介します。

どこでもラベルを発行できる

モバイルラベルプリンターは、どのような現場でも、必要なときに必要な場所でラベルを発行できる点がメリットです。

例えば、広い店舗や倉庫、屋外で商品を探しながらラベルを貼る作業の場合、腰にラベルプリンターを付けていると業務効率が向上します。さらに印字効率の高いプリンターを使用したい場合、ラベルが必要な現場に移動し、その場ですぐにラベルを発行して貼り付けられます。

設置場所を固定して使用するラベルプリンターは、コンセントにつないで電源供給を受けなくてはなりません。しかし、モバイルラベルプリンターであれば、充電されたバッテリーを使用すれば電源がない場所でも使用可能です。そのため、広い倉庫や外出先など近くに電源がない場所での使用にも適しています。

どこでもラベルを発行できることで、ラベル貼り付け作業の効率化が可能です。

貼り間違いを防止できる

ラベルの貼り間違いのリスクを下げられることもメリットです。

ラベルの発行と貼り付け作業の場所が異なる場合、必要なラベルをまとめて発行してから移動して貼り付けを行う方法が一般的でしょう。

しかし、複数のラベルと貼り付ける対象の商品などを照合する作業は時間を要する上、商品の取り違いや、貼り間違いのリスクがあります。

そのような現場にモバイルラベルプリンターを導入すれば、その場でラベル発行と貼り付けが可能になります。これにより、商品の取り違いや貼り間違いのリスクを軽減でき、人的ミスを減らすことが期待できます。

2.モバイルラベルプリンターの活用例

モバイルラベルプリンターは、製造業や小売業など、さまざまなシーンで活用されています。

具体的な活用シーンとして、スーパーでの値引きラベルの発行や、製造現場における管理ラベルの発行、イベントでのチケット発行などでは2インチが印字できるモバイルラベルプリンター、運送会社の荷札発行、倉庫での入荷ラベル発行などでは4インチが印字できるラベルプリンターを使用することが多いです。

3.モバイルラベルプリンターの選び方のポイント

モバイルラベルプリンターは、機種によって性能やサイズが異なります。
購入する際には、用途に合わせて以下のポイントを検討することが大切です。

  • 携帯しやすいか(大きさ、重さ、持ちやすさなど)
  • 操作しやすいか(接続可能なデバイス、用紙や電池などの交換)
  • 耐久性があるか(落下耐性、耐用温度)

携帯しやすいか(大きさ、重さ、持ちやすさなど)

モバイルラベルプリンターのサイズや重さは持ち運びやすさに直結するため、持ち運びの負担になりにくいサイズを選ぶことが大切です。機種によって、発行できるラベルサイズ(幅)も異なるため、事前に確認しておくことが必要です。

操作しやすいか(接続可能なデバイス、用紙や電池などの交換)

持ち運んだ先で使用できるように、どのようなデバイスと接続できるかも欠かさずにチェックしておきましょう。バーコードリーダーやスマートフォンなど、ラベル発行に必要な機器と接続できるか、対応するインターフェースなどを確認します。

またラベル用紙の交換方法が複雑だと、正しく印字できるまでにラベルを何枚も無駄にしてしまうことがあります。持ち運べるラベルの量が限られているため、用紙交換がしやすいかどうかも試してみましょう。同じく、充電の都度出し入れが発生するバッテリーの交換がしやすいかどうかも大切なポイントです。

耐久性があるか(落下耐性、耐用温度)

持ち運びに適した耐久性・堅牢性を備えているかも重要なポイントです。
倉庫内でフォークリフトやカートなどに乗せて使用したり、屋外の現場へ移動しながらラベル発行を行う場合、高い位置からの落下による衝撃や持ち運び時の振動に耐える必要があります。

また、建設現場や半屋外の倉庫など、粉塵や風雨、温度・湿度の変化を受ける現場では、防塵性能や防滴性能があると安心です。

4.現場におすすめのモバイルラベルプリンター2選

サトーでは、持ち運びの用途に適したモバイルラベルプリンターを取り扱っています。ここでは、代表的なラベルプリンター2点をご紹介します。

Petit lapin(プチラパン)PW208NXシリーズ

サトーのPetit lapin(プチラパン)PW208NXシリーズは、用紙幅2インチのラベルを最大印字速度152mm/秒で発行でき、ストレスのない発行業務を実現する速さを備えています。また、2.5mの高さからの落下衝撃に耐える堅牢設計※で、過酷な現場にも最適です。

有機ELディスプレイで暗い場所でも表示内容を見やすく、表示言語を英語に切り替えることも可能です。さらにNFC対応で、Android端末をかざすだけで設定やペアリングを行うことが可能で、設定作業時間を大幅に削減できるというメリットも兼ね備えています。

保守管理サービス「SOS(SATO Online Services)」にも対応しており、各機器の稼働状況や消耗部品の使用率の確認が可能です。故障を未然に防ぐ「予防保守」を実施することで、安定稼働をサポートします。

さまざまなデバイスやネットワークと接続でき、現場ごとの環境に合わせた柔軟な運用を実現し、現場の業務効率化に寄与します。

lapin(ラパン)PW4NX

lapin(ラパン)PW4NXは用紙幅4インチのラベルに対応し、最大印字速度は152mm/秒。従来の4インチモバイルプリンターを圧倒する高速・高品質印字を実現し、卓上機と同等の印字性能を備えています。

2.4インチのカラーディスプレイで操作画面が見やすく、エラ一時にも次のアクションヘの指示を表示してくれるため、快適に使用することが可能です。

また、2.14mの高さからの落下にも耐えられる堅牢性を備えており、防塵・防滴性能はIP54に準拠。埃が多く発生する環境や水回りでも安定した運用が行えます。

DCアダプタを接続することで、フォークリフトやピッキングカートなどからの電源供給を受けることも可能です。

Lapin PW4NXは保守性にも優れています。Petit lapin PW208NXシリーズ同様、故障やバッテリー劣化の交換対応を実施する引き取りサービスやSOS(SATO Online Services)に対応しています。

さらに簡単な作業で主要パーツの交換ができる設計となっており、セルフメンテナンスによる迅速な復旧が可能です。

5.モバイルラベルプリンターにおすすめのラベル「ノンセパ®ラベル」

ノンセパ®ラベルは、台紙のないシール・ラベル(ライナーレスラベル)です。製造工程から台紙を使用しないため、原料となる木材使用量を節減します。台紙の焼却処理も不要でCO2排出量削減にも貢献する点が特徴です。

ノンセパ®ラベルの導入効果として、以下の3点が挙げられます。

  • 作業性アップ
  • コストダウン
  • エコロジー

作業性アップ

ラベル台紙を剥がす作業が不要となり、ラベルの貼り付け作業をより効率的に行ええます。台紙が邪魔にならないことは、移動しながら使用するモバイルラベルプリンターの用途に適しています。また、同じ巻外径であれば約40%も長くラベルを巻けるため、用紙交換の頻度を削減できます。

コストダウン

ラベル台紙の廃棄処理の手間やコストを減らせることもメリットです。また、通常のラベルと同じ大きさでも、一巻きあたりのラベル枚数が多いため輸送コストや保管コストも削減できます。

エコロジー

一般的な台紙付きラベルからノンセパ®ラベルに切り替えた場合、使用量20万枚で、廃棄物を約78kg、CO2を約196kg削減することが可能です。レジ袋に換算すると約4,200枚の削減につながります。

6.プリンターを使い分けて業務効率を向上させよう

持ち運びしやすいモバイルラベルプリンターは、電源のない倉庫や屋外などでの使用に最適です。耐久性・堅牢性に優れた機種を選べば、埃が発生しやすい場所や水飛沫がかかるような環境でも必要なラベルをその場で発行し貼り付けできます。

サトーでは、お客さまのニーズに合わせ、ラベルプリンターの導入から導入後の保守までサポートしています。モバイルラベルプリンターの導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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