電子部品への極小ラベル貼り付けの課題と考え方
製品の電子化、小型・軽量・薄型化が進み、電子部品や半導体チップが極小化しています。小さなチップへのラベル貼り付けには高い精度が求められることから、作業負荷は非常に高く、人が1枚1枚手作業で行うには限界があります。商品の出荷量が増えれば、人手も多く必要になります。多品種化により取り扱う部品やチップが多くなる中で、万が一ラベル貼り付けにミスが生じれば、歩留まり低下につながるなど、リスクは小さくありません。
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課題その1電子部品やチップの極小化で手作業に限界
IoTの加速により、カメラやセンサなど関連部品の需要が旺盛になり、半導体の生産量が増加しています。自動車関連では、車載系電装部品の増加でトレース階層=ラベル貼り付けの工程も増えています。製品の小型化に伴うチップや部品の極小化で、ラベル貼り付け作業にはより高い精度が求められるようになり、1人当たりの手作業による生産性には限界が生じています。
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課題その2需要の変動に応じた人材確保が困難
小さなチップや部品へのラベル貼り付け作業は、精度とスピードが求められるため、確かな経験と技量のある人材が対応しなければなりません。急激な需要増に対して、ラベルの貼り付けスキルを持つ人員を確保することは容易ではなく、生産性が低下しかねません。生産量は外的要因に左右されるため、平準化が難しいのも悩みの種です。
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課題その3ラベル貼り付けミスによるリスク
万が一ラベルの貼り付けにミスが生じれば、歩留まり低下につながります。こうしたリスクは現場のストレスになり、生産性に悪影響が生じる可能性があります。
サトーが解決できること
サトーは電機・電子業界の生産現場での経験をもとに、さまざまなサイズ・素材に対し高精度の印字技術、貼り付け技術、さらにお客さまの課題に合わせて必要な要素を組み合わせ、極小ラベルを正確に貼り付けるラベル自動貼り付けソリューションを提供します。
1高精度な極小ラベル自動貼り付け機器で、人手に頼るラベル貼り付け作業から脱却
2人手に頼らず、需要の増減に柔軟に対応
3精度の高い正確な貼り付けで、ミスを解消
よくある課題と
解決のアプローチ
- 課題
- 精度が求められる負荷の高い業務に携われる人材の確保が難しい
- サトーなら
- 自動貼り付けロボットの活用で、人手に頼らない極小ラベル貼り付けを実現
高精度の極小ラベル印字を可能にするプリンタ「HA200R」と、ロボット「MotoMINI」の組み合わせにより、極小ラベルの自動貼り付けを実現。人手を要することなく、需要に応じて稼働させることが可能です。

- 課題
- 高精度な極小ラベル貼り付けに手間がかかっている
- サトーなら
- 小ピッチラベルを自動で正確に貼り付けることで、業務を効率化
小ピッチラベルを自動で印字し、正確に貼り付けることができるので、ラベル貼り工数を削減できます。半導体や電子部品などの製造装置などに組み込めるため、スペースを有効に活用できます。
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