RFIDでサプライチェーン全体の流れを一括管理
正確なトレーサビリティの実現、安全・安心な医療サービスの提供、日常業務の効率化に貢献
医薬品業界では、正確なトレーサビリティや医療サービスの安心・安全を強化するための手段の一つとしてRFIDが注目されています。さらに、サプライチェーン全体の作業効率化につながるRFIDの標準化に向けた取り組みも始まっています。
よくある課題
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課題その1患者の服薬状況が把握できない
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課題その2メーカーでのRFID添付には設備が必要
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課題その3サプライチェーンの各工程での作業負荷が課題
サトーが解決します。
- サトーなら
- 複数メーカー製の医薬品を共通RFIDで管理。サプライチェーン全体の業務を効率化
- サトーなら
- 医薬品の資材自体にRFIDを埋め込み
商品仕様
1STEP
資材・製薬メーカーにて
医薬品の資材自体にRFIDを埋め込み、個装にも梱包した外箱にもRFIDを搭載
資材メーカーは、医薬品ボトルや薬液パックにRFIDを埋め込みます。
製薬メーカーでは、RFIDが埋め込まれた資材を使用し、医薬品を生産します。さらに、医薬品を梱包する個箱や外箱にもRFIDを搭載することで、真贋(しんがん)を瞬時に判定し、偽造品の流通を防止します。
- 使用者の服用単位にRFID埋め込み
- 使用者、薬局、病院など、服用時に活用できる資材を提供
- 個品単位のトレースバック
- 万が一の商品不良など、ロット / 個品レベルでのトレースバックを可能とします
- 実消費に基づく計画生産
- 病院、使用者の消費状況に応じた計画生産で最適在庫及び廃棄ロスを低減
- 流通、使用状況把握による各種分析
- 実際に消費されている時期、地域などデータ把握による各種分析が可能です
- 偽造薬防止
- 開封検知ラベルなどで、偽造薬による健康被害の防止、および風評被害の防止
- 個品単位のトレースバック
- 万が一の商品不良など、ロット / 個品レベルでのトレースバックを可能とします
2STEP
卸にて
共通RFIDを装着した医薬品は、箱を開けずにまとめてチェック
卸や物流センターでの入出荷・在庫管理は、バーコードラベルを1枚1枚読み取る方法だと、人手も時間もかかります。これに対し、RFIDの場合は、RFID タグを貼られた複数の外箱をゲートリーダーに通すだけで、異なるメーカーの製品が混ざっていても、一括して、一瞬で読み取れるようになります。
返却があった場合も、箱を開けずに中身を把握することが可能です。
- 入出荷管理
- 1つずつバーコードを読む事なくRFIDで一括読み取り、作業時間を効率化します
- 返却管理
- 箱などを開けることなく箱の外から中身の数を確認できます
3STEP
病院・薬局にて
病院での在庫管理や投薬時確認、薬局での処方・在庫管理など、作業時間の短縮に貢献
RFIDを埋め込んだボトルや薬液パックを一括で読み取ります。バーコードのように1点1点読みこむことなく在庫管理が可能です。
誤投与防止のために行われる、患者さん・医薬品・投与者を確認する三点認証もRFID無線通信で瞬時に実施します。
薬局では、開封検知技術で、開封された偽装品でないかを確認。正規品であることを確認してから、患者さんに医薬品を渡せます。
- 診療材料管理
- 1つずつバーコードを読む事なくRFIDで一括読み取り、作業時間を効率化します
- 三点認証
- RFIDで非接触認識、患者を起こす事なく、投薬のなどの看護業務を実現します
- 棚卸、取り揃えチェック
- 1つずつバーコードを読む事なくRFIDで一括読み取り、作業時間を効率化します
- 開封チェック
- 一度開封された偽造品ではないか、開封検知ラベルなどの技術を使い、正しい正規品を使用者にお届けします
4STEP
患者さん
医薬品製剤やボトルにスマホをかざして、誤薬防止。服薬状況を薬剤師などとも共有可能
患者さんは自分で、今飲むべき薬かをスマホでチェック。ボトルのふたを開けると服薬情報を音声で知らせるので、誤飲を防ぎます。万が一、間違ったボトルを開けた場合もアラートを表示し、誤薬の服用を防止します。クラウドを経由して医療従事者などが服薬状況を把握でき、飲み忘れや誤飲を防ぐなど、より適切な服薬指導につなげることができるようになります。
- 誤薬防止
- 今飲むべき薬かをスマホでチェック、ボトルの蓋を開けると服薬情報を音声でお知らせなど、誤薬を防止
- 服薬状況を薬剤師等と共有
- 胃酸で反応する医薬品製剤により使用者の服薬状況をクラウド上で薬剤師と共有。遠隔診療時代を強くサポートします
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