責任ある鉱物調達
コンゴ民主共和国およびその周辺国、ならびに紛争地域や高リスク地域(CAHRAs)において採掘・取引される鉱物資源は、武装勢力の資金源となるほか、重大な人権侵害や環境破壊、汚職などの社会的課題を引き起こす可能性があると指摘されています。
サトーグループは、こうした課題への対応を企業の重要な社会的責任と捉え、サプライチェーンを通じて責任ある鉱物調達の実現に向けた取り組みを推進しています。私たちは、製品の原材料として社会課題が憂慮される鉱物資源の使用を回避することを目指し、取引先の皆さまにもご理解とご協力をお願いしています。
私たちは、「OECD責任ある鉱物調達のためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」の考え方を参考にしながら、CMRT(Conflict Minerals Reporting Template)およびEMRT(Extended Minerals Reporting Template)など国際的に認められた調査様式を用いて、鉱物資源の原産地および精錬業者に関する情報収集に努めるとともに、取引先の皆さまへはRMAP(Responsible Minerals Assurance Process)適合製錬所からの調達を要請してまいります。
サトーグループでは、これらの取り組みを通じた社会課題解決に向けた取り組みを、関係部門と連携しながら適切に対応し継続的に進めてまいります。