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事業を通じた社会課題の解決 安心・安全の提供

ヘルスケア市場では先進国における高齢化と新興国における所得向上に伴い、世界規模でより質の高い医療サービスへの需要が拡大しています。また、医薬品についても、その流通量の増加、偽造薬問題などを背景に商品品質と物流品質に関する安心・安全の担保は、グローバル規模で社会課題となっています。安心・安全の担保という観点では食の分野でもその傾向は同様です。

サトーグループが担う現場データの収集やその活用は、ヘルスケアや食の分野におけるオペレーションや商品・サービスの品質の改善とそれに携わる人々(消費者、患者、業務従事者など)への安心・安全の提供にもつながっています。

病院などの医療現場ではバーコードやRFIDを活用した「三点照合」(①患者のIDリストバンド、②看護師のID証、③医薬品のIDラベルの照合)により、誰が、どの患者に、どの薬を投与したのかを正確に記録、管理することが可能です。これまで目視確認に依存していた作業をシステム化することで、主に投薬時のミスや「ヒヤリハット」を低減することで患者の安心・安全を高めるとともに、業務に携わる看護師の労務負荷、心理的負荷を軽減します。

また、患者のリストバンドをバイタルモニター機能付きのものにすれば、脈拍数や活動量、ストレスレベル、位置情報など、患者の「状態」に関する情報が取得できます。これにより、転倒など、万が一の事故があった際にも、看護師がすぐ駆け付けることができ、患者が安心できる環境の構築につながっています。

位置測位の技術は、看護師の労働環境の改善にも有用です。看護師にBLEビーコンを付与して移動経路や特定ロケーションにおける滞在時間などの業務プロセスを可視化して分析することにより、適切な人員配置などが可能に。これにより看護師の労働環境の改善、ひいては医療サービスの質の向上に貢献します。

  • BLEビーコン:低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy(BLE)」を用いた位置特定技術と、その技術を利用したBLE信号の発信機。

医薬品における物流品質の向上のために、ラベル発行と検査をパッケージに収めたシステムを提供しています。高いレベルで求められる医療・医薬品の表示ラベルの検査品質に応えるために開発したもので、バーコード、使用期限、製造番号といった情報の内容の正誤に加え、文字欠けやカスレなどはないかカメラで自動チェックするものです。このように信頼できる情報表示を支援することで、物流品質向上とそれによる患者の安心・安全に寄与しています。

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