持続可能な社会を実現するため、一方通行型の社会経済システムではなく、物質の循環の輪を途切れさせることなく、適正に資源を処理する循環型のシステムに変えていく必要があります。生産者の責任において、循環型社会の形成を推進します。
取り組み① プリンタのリサイクル
サトーグループでは、お客さまがプリンタの入れ替え時に不要となったプリンタを無償で引き取り分解し、各材料(鉄、銅、真鍮、ステンレス、アルミニウム、ゴム、電線、廃プラ)をリサイクルできるもの、できないものに分別。専門業者を通じてサーキュラーエコノミー(循環経済)を推進する活動を2007年から始めています。2019年からは、回収にあたってのお客さまサポート体制の確立やCRM(顧客情報管理)システムを活用した社内作業負担の軽減など、回収率を上げるための取り組みを進めています。
取り組み② プリンタ用バッテリのリサイクル
小型充電式電池を回収し、再資源化に取り組む一般社団法人JBRCに加盟し、プリンタで使用したバッテリのリサイクルを実施しています。
取り組み③ 主要工場にて「ゼロエミッション」達成
特殊なバーコードプリンタの開発・製造およびシール・ラベル商品を生産する北上事業所(岩手県北上市)は、2012年より「ゼロエミッション」を達成しています。「ゼロエミッション」とは全ての排出物を再使用または再資源化し、社会全体として廃棄物を出さない生産をめざす考え方です。
※北上事業所における「ゼロエミッション」の定義
1.事業活動に関わる全ての廃棄物(産業廃棄物・一般廃棄物)は最終処分量0(リサイクル率100%)をめざします。ただし、生活ごみは1%まで許容とします。
2.廃棄物総排出量(生活ごみ含む)の削減に努めます。